里山資本主義
2022年05月25日(水)
里山資本主義とは、藻谷浩介さんが提唱していることですね。
藻谷浩介が唱える里山資本主義は、「マネー資本主義」の対義語として作られた。著書『里山資本主義日本経済は『安心の原理』で動く』(KADOKAWA(角川oneテーマ21)、2013年)において「お金が乏しくなっても水と食料と燃料が手に入り続ける仕組み、いわば安心安全のネットワークを、あらかじめ用意しておこうという実践」であると述べている。また同書のなかで藻谷浩介は安心のネットワークとお金が地域内を循環するのが「さとやま」であり、これが未来をつくるサブシステムであると述べている。ただし、里山資本主義は、マネー資本主義の否定では決してなく、都会よりも田舎暮らしのほうがいいという単純な話ではないとしている。また、藻谷は「里山資本主義の考え方は、現在のマネー経済だけでなく、日本社会が抱える地域の過疎化、少子化と急激な高齢化という問題を克服する可能性も秘めている」と述べている。藻谷は「普通に真面目で根気のある人が、手を抜きながら生きていける社会が、里山にはある。里山の暮らし方は世界に通用する」と述べている。
「水と食料と燃料が手に入り続ける仕組み」とあります。
これ、内橋克人さんの、「FEC」と近い概念と思います。
【座談会】「FEC」自給圏の形成めざして 内橋克人・駒口 盛・梶井 功(前編) | 特集 | JAcom 農業協同組合新聞
20日の赤旗です。
藻谷さんの主張は、「自衛はするが先制はしない」ということで、これを世界に広めるべきと言っておられます。
「里山資本主義」と「自衛はするが先制はしない」を結びつけるキィーは、私は「自立」だと思います。日本は、食料を海外に依存しています。防衛も米国に依存しています。
自立してこその、食料の自給であり、防衛の完備と思うのであります。それは、今の自民党政権に決定的に欠けておりますです。
私も、自立できていません。wifeに家事を完全に依存しているからであります。何時も自立できていない不安を感じているのであります。
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