団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

財務官僚腐敗構造

2008-06-07 06:07:04 | 社会
                財務官僚腐敗構造

                          2008年6月6日(金)作成

 今日の朝日新聞によると、またまた、官僚の不祥事が噴出した。
 財務省の役人が、深夜に公費でタクシーを使って帰宅する際、運転手から金品の提供を受けていたという。その数383人。

 官庁の中の官庁と言われていた旧大蔵省を前身とする財務省であるから、当然他省庁も「真似」をしている。
 朝日新聞では、他に8省庁で計60人以上が物品提供を受けていた、ということだが・・。
 60人?・・な少ない訳ないでしょう。と思わせるだけ腐敗の構造を想像させられる。まぁ、氷山の一角だろう。

 財務省の係長は、2万数千円を使って埼玉の家に帰っていたという。常識では考えられない。税金を使うのは、自分のお金より厳格であるべきだ。私は、税金の詐取とほぼ同じと考えている。
 この背景には、彼らの「選良意識」があると思う。
 大学の同期に較べて優秀で、国家国民のために昼夜必死になって働いているのに、なぜ民間より賃金が低いのか。そう自らに問いかけ、少々お金をもらうこととか便宜を図ってもらうことは「当然」だと考える。

 新しい組織をつくるのが得意な官僚であるから、この際、「罪務省」という組織をつくって、これらの役人を当分の間、そこに出向させたらよいだろう。(3畳一間の格子戸付き)

 あわせて、関係大臣の「釈明」にも関心を払う必要がある。「役人が不祥事を起こして、けしからん」というような趣旨のことを言う大臣は、ブラックユーモアの「センス」がある。
 任命権者は大臣なのだから、部下の不祥事は自らの責任である。「私の管理監督能力不足により、国民の皆様に大変なご迷惑をおかけしました。責任を取って辞任します。」というような立派な大臣は今の与党にはいないだろう。
 そもそも、自らが「腐敗臭」に満ち満ちているのだから。ねぇ、額賀財務大臣・・。

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