仏 2040年めどに「ガソリン、ディーゼル車販売ノン」
2017年7月10日(月)
8日の朝日新聞によると、フランス政府は、2040年までに、環境車だけにする方針を出した、ということです。
EV車だけにするの? ・・なことできる訳ないでしょ、というのが率直な感想でしたが、「環境車」にはハイブリッドも含まれる(つまりは、ガソリンorディーゼルエンジン搭載)ということらしいので、それなら実現の可能性は高いでしょう。
孫引きで恐縮ですが、(自動車評論家の国沢光宏氏によると)ドイツでは2030年までにエンジン搭載車の販売を禁止するという方針を打ち出しているということです。何処のドイツが言ったのか、私ゃ知りませんでした。2030年というと私ゃ83歳ですから、未だ生きている可能性の方が高いですぞ!
あと13年後ということですので、自動車の歴史というスケールでいうとアッという間ですね。問題は、EV車の命運を握る電池の性能がどこまで進歩するかということだと思います。仮に電池性能が現状と変わらないであれば、このドイツの目論見は絵に描いた餅になること請け合いです。
EV車の電池については、三重苦が現実です。つまり、①コストが高い、②航続距離が短い、③充電に時間がかかる。これらについて、ブレイクスルーができないことには、普及は見込めません。航続距離が3倍、コストが半分、充電は幹線道路でワイアレス充電が可能になれば、私も欲しいですね。
ボルボが、2019年以降全車種EVかHVにすると言っています。あと2年ですな。
ボルボというと、2020年までにボルボ車が関わる事故による死亡者や重症者をゼロにすることを目標としています。ゼロというのは現実には無理と思いますが、この高い志は敬意に値します。日本メーカーも爪の垢を煎じて飲んでもらいたいものですね。
https://response.jp/article/2013/02/21/191792.html
こちらはカルロス・ゴーンさんの日産です。ゴーンさんは、エンジンを発電のためだけに使い、EVのようにモーターで走る車をEVと定義しています。→嘘ッパチですな。ゴーンさんは、EV車をゼロエミッションと説明しています。→これも嘘ッパチです。
ただ、EV戦略では世界のトップを行っているようですので、風にうまく乗れることができれば、飛躍する可能性大であります。ただ、嘘をつくのはやめましょうね。
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