団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

デミオディーゼル試乗

2014-11-23 14:35:20 | 

デミオディーゼル試乗

2014年11月23日(日)

 予約販売を9月11日に開始した新型「デミオ」の累計受注台数が、10月26日時点で1万9,233台(月間販売計画台数は5,000台)になりました。発売日はガソリン車(2WD)が9月26日、ディーゼル車(2WD)が10月23日で、4WD車は12月からの発売を予定です。約2万台の受注台数のうち、ディーゼルが何と63%ということです。2万台の受注台数は少ないので少しビックリしましたが、ディーゼルの比率が高いのには(@_@)でした。コンパクトカーでのデーィゼルと言えば、かつてダイハツのシャレードがありましたが、それ以降は全くありませんでしたので、各社とも売れないと思っていたのでしょう。マツダのような自動車メーカーとして比較的小さな会社は、オンリーワンの商品が当たれば、大きな効果が上がります。その意味では大成功と言っていいでしょう。

 さて、そのディーゼル車の試乗に行ってきました。一般の試乗は、市街地を4㎞程度走るだけですが、私は特別に高速道路での試乗をリクエストし、快く応じてもらいました。

・2014年10月28日、広島市内のマツダディーラー。

 この色はスモーキーローズマイカです。

 グレードはXD,1,782,000円也です。

 ディーゼル故の音・振動はあります。ただ、ディーゼルとしては極めて小さいと言って差し支えありません。60㎞以上で走っていると、ディーゼルということは気になりません。

 デザインは秀逸と思います。

 

高速道路が約9割の14㎞走行で、燃費は23.5㎞/ℓと出ました。モード燃費が26.4ですいから、達成率は89%です。

 

 

 燃費モニターでは22.1と出ました。スタッフに尋ねても、どちらが正しいのか分かりません。「燃費履歴(リセット毎)」では23.5となっていますので、どうやらこちらが正しいようです。

 運転は、省燃費を心がけました。もう少し馴れると、25を出す自信はあります。

 

 

 このシフトレバーは使い易いのですが、Dモードで走っているとき、計器盤に変速段の表示が出ないのです。これって、欠点と思います。Dモードでも何速で走っているかということは、必要な情報です。

 このデーラーのスタッフと仲良くなりました。

 今年マツダ本社に就職した人で、研修でデーラーに派遣になっているのです。初々しいです。こちらの試すような質問にも全力で受け止めてくれます。まぁ、優秀な人であることは間違いないでしょう。今年、マツダが採用した大学出の事務部門の4人のうちの一人ですから。

 マツダは今、次の生産工場の立ち上げを検討していると思います。20~30万台規模の工場になると思いますが、中国か又はインドネシアか・・。私はインドネシアが有力と思いっているのですが、果たして、先の4人の内2人はインドネシアの人というではないですか。これは明らかにインドネシアを検討しているということでしょう。

 パッケージングはキャビンが後方配置です。そのため、ホイールベースを8㎝長くしたにも拘わらず、後席のスペースの拡大が図られていません。これは、大欠点です。後席を良く使うファミリーユーザーにはお勧めできません。

 ただ、これに対するマツダの回答は、来年2月or3月に発売するCX-3と考えているようです。かのスタッフによると、来客は、デミオよりCX-3の方に多く関心を持っているということでした。最近発表されたCX-3のホイールベースはデミオと同じですが、背高になりますので、後席スペースの拡大が図られるでしょう。ただ、20万円程度高くなるでしょう。

 

 マツダの提案したデミオディーゼルですが、①燃費経済性はハイブリッド車と同程度、②トルクが2,500㏄のガソリン車並み。一方、①ディーゼル故の音・振動があります。②また、プライスはハイブリッド車並みになります。私は、音と振動が気にならない人にとっては、有望な選択肢と思います。

 

 参考までに、私のゴルフⅦハイラインンで同じコースを同じように走って、燃費は、16.8でした。モード燃費が19.9ですから、達成率は84.4%です。デミオの燃料代はゴルフの6割程度になりそうです。後席の広いCX-3が有力な選択肢になりそうです。

 

 

 


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