河井疑惑をただす会

河井疑惑をただす会

2021年04月17日（土）

 

　広島では、参議院広島選挙区再選挙が行われています。「再選挙」とは耳慣れない言葉ですが、河井案里氏の選挙買収により当選が無効となったため、「再」という名称になったものです。（余談でありますが、「無効」というのなら給料も返していただきたいでありますなぁ！）

　昨日、「河井疑惑をただす会」の山根さんと会って話を聞きました。興味深いことがありましたですよ。

 

　ただす会のビラです。




　被買収者及び買収金額は、分っているだけで、100人！約2900万円！　前代未聞！空前絶後！　河井克行氏の実刑間違い無し！

 

　問題は、この買収資金がどこから出たかということです。

　山根氏によると、検察が現在捜査していますが、出所まで追及はしない模様とのことでありました。世間的には、自民党から出た1億5千万円が原資ということは明らかだと思いますが、検察が忖度をしていると山根氏は見ています。

 

　今回の事件で、被買収側が誰一人として起訴されていません。山根氏によると、現在検察は捜査中ということですが、司法取引のようなものがあったのではないかとの見方を示していました。検察が起訴しなかった場合、当然検察審査会に申し立てすることになるのですが、その準備を行っているということでありました。

 

　河井克行氏の保釈金5千万円については、自民党が出したのではないかとの見方を示しました。自民党として一番困るのは、該1億5千万円から買収したということがバレることです。いわば口封じのため5千万円出したのでありますなぁ！

 

　権力側は、野党統一の宮口候補のスキャンダルを探しているそうであります。宮口氏は現在独身で、結婚を前提に付き合っている方がいるようであります。→これスキャンダルにはなりませんですが、週刊誌で面白おかしく書かれるとイメージに与える影響は皆無とは言えません。来週の木曜日の週間文春に出るかどうか？　

　一部メディアによると、自民党の候補に宮口候補が先行していると報道されました。基礎票でいうと、自民党が2倍ありますので、この保守王国広島で自民党が負けるとなると、自民党の打撃は、ちと説明ができないほどです。少なくとも岸田氏の総裁選出馬は絶望となります。

 

 

 

　私は、「安倍9条改憲No!3000万人署名」をしてくださった県内在住者にこのビラを郵送しました。こんな貴重な情報はもったいないですので。（笑）

　次の文面を添えてです。

　

 

 

「3000万人署名」をしていただいた皆様へ

 

前略

　もう3年前になりますが、「安倍9条改憲No!3000万人署名」をご理解のうえ署名行動を起こされたことに対し、心から敬意と感謝を申し上げます。

　全国では1018万筆の署名が集まりました。署名用紙100枚を1㎝とすると、「改憲No！」の声が200ｍの高さに積み上がったことになります。

　私は452筆集めることができました。というか、私が集めたというより、私の呼び掛けに呼応し皆様が主体的に署名活動をした結果、私の手元にそれだけ集まったということです。

　一方、私が呼び掛けた中で半数近く断わられ、まだまだ十分に多数派形成ができていないという現実も見えてきました。

　安倍晋三前総理大臣は、体調不良ということで総理大臣を辞職しました。しかし、「体調不良」というか、安倍氏の悲願である改憲が、この「改憲No！」の草の根の声に阻まれ、退陣に追い込まれたという側面もあると思います。

 

　現在、参議院「再選挙」が行われています。事実上、自民党の西田秀範候補vs.野党統一の宮口治子候補の対決となっています。しかし私は、候補者個人同士というより、本質的には選挙買収を後押しした自民党vs.金権選挙を許さない良識ある広島県民が対決する選挙と思っています。

　二階たぬき、失礼「たぬき」じゃなかった自民党幹事長は、河井克行＆案里選挙買収事件を「他山の石」と宣まわれました。一瞬私は、無自覚無反省なの？と思いましたが・・。自民党が河井氏に渡した1億5千万円もの大金（政党助成金という税金が含まれています。）が、選挙買収として使われていた可能性があります。もしそうなら、代議制民主主義を破壊する重大事件です。この大金を渡す決定をした張本人である二階氏がそのようなことを知らないハズがありません。つまり「他山」発言は、「無自覚無反省」ではなく、「有自覚無反省」であります。自覚していて反省しないというのはより罪が重いですよね。たぬきは化けて人間を騙すと言われています。二階氏は、｢自山｣なのに「他山」と言って主権者である国民を騙したかったのかな？・・。化けの皮は剥がれていますけどね。（ハハハッ）

 

　河井事件の報道がある度に広島県民は恥ずかしい思いをしたと思います。この選挙は、金権選挙を許さないという有権者の意思を示し、広島県民としての誇りを取り戻すことができるかどうかが問われていると思います。

　私は、これから期日前投票へ行ってこようと思っています。何時コロナに罹って行けなくなるかも分りませんのでね。（笑）

 

　広島県においても、第4波が猛威を振いそうであります。どうかご自愛くださいませ。

 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2021年4月16日

 

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