共生経済が始まる 内橋克人著
2018年1月24日(水)
私は本をほとんど読まない方です。ただ、内橋克人氏の本は6、7冊読みました。現在社会にたいする鋭い視点があります。
私には少々難しくて、読んでいる時点では理解したつもりでも、記憶に残りません。
この本は、資本主義の根本問題をテーマにしたものではありません。新自由主義とか格差社会について、メスを入れています。
2009年出版ですので、リーマンショック後に発行されたものです。現在に共通する点が多くあります。①トリクルダウン、②資産の分配が労働者より資本に傾斜していること、③格差社会が拡大していること。いいえれば、この当時の教訓が現在に生かされていないというか、資本の横暴が続いているということが伺えます。
面白い表現を見つけました。「不均衡国家」です。
最初の一行です。
この「不均衡」という言葉が記憶に残っていたのかも知れません。楽友に「均衡経済」を主張したことがあります。
http://blog.goo.ne.jp/windy-3745-0358/e/f1a97c0afc194352b827bbb574e0826a
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