消費税増税防衛策 3 薬局
2019年9月5日(木)
私ゃ、薬局ってどこも同じ金額と思っていましたです。公定価格でありますからなぁ。ところが、最近、医療機関の処方が全く同じでも、薬局によっては金額が違うということを「発見」したのであります。
ほとんどの人にとっては、どうでもよいくらいの事でありますが、私には大問題なのであります。消費税増税に打ち勝たなければならないからであります。
これAという薬局です。支払い額は2300円也。
これBです。2280円也。
これCです2240円也。Aとは60円の違いです。
しかも、ここはポイントが付くんです。
22ポント付いていますので、実質22円分です。
更に更にですよ。ナナコで支払うとナナコのポイントまで付いちゃう。
薬局のスタッフにいくら付くか聞いたら、ナナコに聞いてくれと言う。気楽なもんでありますな。店に表示を掲げている以上その程度の情報は知ってしかるべきと思いますけど。
ガソリン給油の事例を参考とすると10ポント=10円相当付くようです。
ということで、C薬局の場合、実質的に2208円の支払いということになります。
何で、同じ処方で「差」が付くのか?薬局のスタッフによると、①ジェネリックを一定割合以上使う薬局は、点数が加算される、②医療機関との距離により、一定以上の距離の場合は加算される、ということでした。
これ、厚生労働省の能天気な役人の発想でありますな。
ジェネリックを一定以上使う薬局に加算を付けるのは良いですよ。しかし、何で患者に負担を求めるの?ってことです。国はジェネリックを推奨している訳でありますが、薬局にはそのインセンティヴが働きますが、患者には逆のインセンティヴが働くことになります。こういうのを、支離滅裂行政と言うのでありますなぁ。あまりのバカバカしさに怒る気力も失せますです。②の加算も同様なことです。患者負担に影響を与える合理的理由はありません。
まぁ、そんなことは兎も角として、多い薬局と少ない薬局の差は、率にして約4.5%ありますので、消費税増税防衛対策としては、十分効果があるのであります。
(追伸)
他にも金額が違う要素がありまして、同じ薬でも薬品メーカによって差があるんです。これなんかは、スーパーと同じように、薬局でチラシを作ってもらいたいものであります。スーパーの売り物と違って、あまりに情報が開示されていませんです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます