人事
2021年02月19日(金)
私は組織人でありましたので、人事では不満があることもありましたが、在職中全体としてはまぁまぁであったように思います。正直に言うと「思うようにしています。」(笑)
この「人事」は、森院政人事でありましょうなぁ! 組織委員会の会長人事のことです。
19日の朝日新聞です。
一部報道によると、森前会長が橋本新会長に引導を渡したということです。「引導を渡した」とは、橋本氏はそれまで難色を示していたのでありますが、「父親」の森氏が口説いたというのであります。「餌」として、その後の閣僚ポストが約束がされているとも!(驚愕)
これが、「透明人事」の実態であります。
マスコミ初め、好意的な論評が多いですが、私はノンであります。
それは、政権のあやつり人形(少々言い過ぎですかな?)として、政権の意向に沿った方針しか出せないと見ているからです。菅首相も森氏も五輪を「絶対にやる」という考えです。コロナの感染が拡大し死者がいくら出てもやるということです。これほど愚かなことはありません。いずれ、多くの国民の総意とは違う政権寄りの姿勢が露呈することになるでありましょう。
中見のないスカスカ恥知らず超独裁政権の菅親子疑惑で見えたことの一つは、私物化人事であります。
① 菅氏は該長男を自らの総務大臣秘書官に任命しました。大臣秘書官って「キャリア官僚」の中でも優秀な者を充てるポストです。該長男って、どれほど「優秀」な人物か後年の役割を見れば分ってきます。
② 該長男って、秘書官1年たらず辞め、東北新社に就職しました。これ、誰が見たって、菅氏の威光により入社できたとしか思えないであります。会社としても菅氏の威光が放送免許取得に役立つとの判断であることは容易に推測できます。
③ ・・で、その優秀な長男の腕の見せ所って、「キャリア官僚」を接待し、菅氏の威光を嵩に放送免許を取得したと推測できるのであります。会社にとっては、これほど「優秀」な社員はいませんですわ。→しかし、「有終」の美とはなりませんですぞ。いずれ、贈収賄の構造が明らかになるでありましょう。
(追伸)
該収賄接待を受けた総務相の幹部職員が更迭されました。(注 「収賄」は私の推測です。)安部政権から続いている、国会での追及をかわす「詐欺的戦術」であります。「詐欺的」とは、一応厳しく対応したように見せかけて、ほとぼりが冷めた頃口封じのため、出世させるのであります。
選挙で、権力私物化議員やら、贈収賄疑惑議員やら、銀座三昧議員やら、その他諸々政治屋輩議員を落とす、これを「落選人事」と言うのであります。(ハハハッ)
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