人骨粉
2007年11月5日(月)
小学校3年の夏休みだったと思う。子ども用自転車乗っていて、ふと、思った。「顔を90度傾けて運転したらどうなるのだろうか」と。考える間も無く実行してしまった。
結果は高さ3mくらいある川への転落だ。顔を傾けることにより。三半器官がバランスを崩し、ハンドルをとられ、あわれな結末になった。
しかし、不思議と落ちた高さからすると頭部とか重要な箇所に被害がなく、身体の機能も異常はなかった。
ただ、左足の半月版の隣接場所に長さ4cm幅3.5cmくらいの怪我を負った。高い所からだったので、皮が剥れるどころではなく、肉が抉り取られるというひどいものだった。
そこで、やおら祖母が出してくれて振りかけたのが、少し黄ばんだ白い粉。当時は、その程度の傷で医者に行くという習慣がなかったのか、たまたま夏休みで、瀬戸内海の島の田舎に行っており、祖母の昔からの伝来の治療方法になったのかはわからない。
傷口に振りかけた粉が何かと聞くと、祖母は「人の骨を粉にしたものだ!」と言うのだ。今話題の「肉骨粉」ならぬ「人骨粉」だ。祖母がどこからどのようにして入手したのか知らない。
ともかく、何日か「人骨粉」を振りかけているうちに傷口に皮膚が再生しだした。「人骨粉」が医学的によかったとは思えないが、多分、傷口を乾燥させる効果があったのだろう。
私の今までの怪我で一番大きい怪我で、孫(2000年3月生)には傷口を見せて、「男の勲章」だと威張っているが、孫には怪我はして欲しくないと思っている。
川に落ちて怪我をしたのは、小学校3年生の夏休み。
私の人生時計「7時頃」 チン
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