団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

旧陸軍被服支廠

2020-02-23 18:18:30 | 社会

旧陸軍被服支廠

2020年2月23日(日)

 今、広島は旧陸軍被服支廠問題が熱いんです。

 2月5日の朝日新聞です。

 広島県知事が県所有の3棟のうち2棟を解体すると言ったのは、1か月程度前でした。

 その後、熱くなったんです。 

 民意は3棟保存です。でも、費用はどうすんの?ってことです。全棟耐震補強すると84億円!

 ウーン!私は最初この話を聞いた時は、1棟保存して2棟解体もやむなしと思っていました。

 

 ところが、その後の熱い議論により、やっぱ全棟保存すべしという気持ちになったのであります。それは、この建物の生い立ちであるとか歴史的価値を知ったからであります。私ゃ、無知でありました。

 

 1棟の長さが約100m! 巨大な建物であります。直線距離で2㎞辺りに宇品の軍港がありました。余談でありますが、私が住んでいる所からは1㎞程度です。

 

 私が解体やむなしと考えた一つの理由が後施設を利用するにしても、駐車スペースがなく、駐車場として整備すれば良いと思っていたのです。

 ところが、手前に鉄筋4階建程度の住居らしき建物がありますが、これ公営住宅と思います。これを立ち退きにすれば駐車スペースは十分確保できますです。

 

 外壁はレンガなのでありますが、建物の構造は鉄筋コンクリート。原爆の爆風に耐えたのは、RC造りだったからなのであります、と思います。

 こりゃ、貴重であります。

 

 民間では、後利用としてアイディアを出しています。

 私は、コンサートなんか雰囲気が良いなと思っています。

 

 

 中央は、アーサ・ビナードさんです。日本人より日本のことをよく知っておられます。

 以前アップしたブログです。

    ↓

https://blog.goo.ne.jp/windy-3745-0358/e/6067315966e44285cffe17ab8125f11b

 

 23日の朝日新聞です。

 地元出身の国会議員が視察にきて、保存について積極的な発言をしておられます。いいねいいなであります。

 具体的な提案として、県や広島市の平和に関する担当部署を移したらどうかと提案されています。いいねいいなであります。

 今やテレワークを活用すれば離れていることの不便はかなり克服できると思います。市役所は手狭でありますので、局単位の部署がきても良いかも~。

 

 自民党の国会議員から「国連の一部機関を誘致しては」と提案があります。やっぱ、国会議員たるものスケールが違いますね。私ゃ、せいぜいイベント開催とかホテル・レストラン程度しか思いつきませんでした。

 

 広島の熱い思いを、世界に届けたいですね。一広島市民として、そして世界市民として。

 

 

 


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