囲碁「電聖戦」
2012年12月30日(日)
囲碁において、私としては非常に楽しみな棋戦が行われることになりました。その名は、「電聖戦」。囲碁棋士がコンピュータと「対戦」すると言うのです。
11月21日の朝日新聞の報道によると、来年3月20日、「コンピュータ」と異名を持つ石田秀芳二十四世本因坊との対局となると言います。この企画をした方は、遊び心があると関心いたしました。人間のコンピュータと機械のコンピュータの戦いは、きっと奇怪なものになると思われます。
この新聞報道によると、コンピュータ側が黒石を置くハンディ戦になるのですが、何子置くかは今後決定するということです。私は、2子なら人間コンピュータ有利、3子なら互角と予想しています。
私も、コンピュータと囲碁を「戦って」いますが、コンピュータは強い部分と弱い部分があり、その「癖」を知るかどうかで、結果が大いに違ってきます。(詰め碁は、プロ棋士でも叶わないでしょう。しかし、突然何ら脈略のない手を打ったりします。もっとも、私の対戦相手は随分と弱いソフトですけど・・。)
対局者の石田氏ですが、私が囲碁を本格的に教えてもらいだした時代に、本因坊5連覇という偉業を成し遂げました。それだけに影響力を受けまして、氏の本を買って勉強しました。勉強×係数=棋力ということになるのですが、私の場合は係数が大幅に低くて、トホホホ・・。
まぁ、下手な横好きという言葉がありますが、下手でも無類の碁好きではあります。
とまれ、この奇怪な対局、どのように「白黒」がつけられるか棋界が見守っています。
この本で良く勉強をしました。
石田氏は、この本を出版した時は25歳ですが、既に「コンピュータ」というニックネイムがあります。
(2013年3月30日、追記)
囲碁電聖戦は、3月20日に東京都調布市でおこなわれ、囲碁ソフトが二十四世本因坊秋芳に4子で挑戦し、1勝1敗となりました。
私の手合いの予想は3子でしたが、囲碁ソフトがまだ弱いのか、はたまた石田二十四世本因坊が強いのか・・。本因坊によると、アマ6段くらいとか・・。
ネットで並べてみましたが、ソフト側に信じられない、一手パスするような、手が出たり、まだまだ改善の余地はありそうです。
この棋戦は、毎年1回、第5回までおこなわれる予定です。ソフトがどれだけ強くなるかが関心事です。5年で1子上達すれば上々と思います。
その昔、といっても十数年前ですが、小林光一9段が将来的にもコンピュータが人間に勝つことはないという趣旨の発言をしました。
しかし、私はいずれかコンピュータが人間を超える日が来ると予想しています。人間、感情があるだけにその部分「弱い」!ただ、その分面白い。面白さという部分ではコンピュータは人間を超えることは出来ないのではないでしょうか。
(以下ネットからの引用です。)
囲碁愛好家の間で今でも語り継がれている一局に「耳赤の一手」があります。棋力が著しく伸び、その名も全国に響き渡るようになった、秀策十八歳の時の逸話です。
秀策は二度目の帰郷から江戸に帰る途中大阪に立ち寄り、当時準名人位(八段)として名をはせた十一世因碩と対局します。勝負は中盤まで因碩が有利な形勢で進み、秀策が長考を重ね百二十七手目を打ったその時「秀策の勝ち」を予言する男が現れます。その男は医師で、理由を尋ねる門人達に「あの一手で因碩師の耳が赤くなった。動揺し自信を失った証拠」と述べたそうです。
予言通り形勢は逆転し、秀策が勝利します。この一手は、秀策の気力と天分が凝縮した究極の一手だといわれています。
2012年12月30日(日)
囲碁において、私としては非常に楽しみな棋戦が行われることになりました。その名は、「電聖戦」。囲碁棋士がコンピュータと「対戦」すると言うのです。
11月21日の朝日新聞の報道によると、来年3月20日、「コンピュータ」と異名を持つ石田秀芳二十四世本因坊との対局となると言います。この企画をした方は、遊び心があると関心いたしました。人間のコンピュータと機械のコンピュータの戦いは、きっと奇怪なものになると思われます。
この新聞報道によると、コンピュータ側が黒石を置くハンディ戦になるのですが、何子置くかは今後決定するということです。私は、2子なら人間コンピュータ有利、3子なら互角と予想しています。
私も、コンピュータと囲碁を「戦って」いますが、コンピュータは強い部分と弱い部分があり、その「癖」を知るかどうかで、結果が大いに違ってきます。(詰め碁は、プロ棋士でも叶わないでしょう。しかし、突然何ら脈略のない手を打ったりします。もっとも、私の対戦相手は随分と弱いソフトですけど・・。)
対局者の石田氏ですが、私が囲碁を本格的に教えてもらいだした時代に、本因坊5連覇という偉業を成し遂げました。それだけに影響力を受けまして、氏の本を買って勉強しました。勉強×係数=棋力ということになるのですが、私の場合は係数が大幅に低くて、トホホホ・・。
まぁ、下手な横好きという言葉がありますが、下手でも無類の碁好きではあります。
とまれ、この奇怪な対局、どのように「白黒」がつけられるか棋界が見守っています。
この本で良く勉強をしました。
石田氏は、この本を出版した時は25歳ですが、既に「コンピュータ」というニックネイムがあります。
(2013年3月30日、追記)
囲碁電聖戦は、3月20日に東京都調布市でおこなわれ、囲碁ソフトが二十四世本因坊秋芳に4子で挑戦し、1勝1敗となりました。
私の手合いの予想は3子でしたが、囲碁ソフトがまだ弱いのか、はたまた石田二十四世本因坊が強いのか・・。本因坊によると、アマ6段くらいとか・・。
ネットで並べてみましたが、ソフト側に信じられない、一手パスするような、手が出たり、まだまだ改善の余地はありそうです。
この棋戦は、毎年1回、第5回までおこなわれる予定です。ソフトがどれだけ強くなるかが関心事です。5年で1子上達すれば上々と思います。
その昔、といっても十数年前ですが、小林光一9段が将来的にもコンピュータが人間に勝つことはないという趣旨の発言をしました。
しかし、私はいずれかコンピュータが人間を超える日が来ると予想しています。人間、感情があるだけにその部分「弱い」!ただ、その分面白い。面白さという部分ではコンピュータは人間を超えることは出来ないのではないでしょうか。
(以下ネットからの引用です。)
囲碁愛好家の間で今でも語り継がれている一局に「耳赤の一手」があります。棋力が著しく伸び、その名も全国に響き渡るようになった、秀策十八歳の時の逸話です。
秀策は二度目の帰郷から江戸に帰る途中大阪に立ち寄り、当時準名人位(八段)として名をはせた十一世因碩と対局します。勝負は中盤まで因碩が有利な形勢で進み、秀策が長考を重ね百二十七手目を打ったその時「秀策の勝ち」を予言する男が現れます。その男は医師で、理由を尋ねる門人達に「あの一手で因碩師の耳が赤くなった。動揺し自信を失った証拠」と述べたそうです。
予言通り形勢は逆転し、秀策が勝利します。この一手は、秀策の気力と天分が凝縮した究極の一手だといわれています。
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