団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

珍しい苗字

2011-04-23 08:14:50 | 社会
                       珍しい苗字

                                         2011年4月23日(土)

 高校の同級生に五百木(いおき)さんという人がいました。
 今から46年前です。触るとマシュマロのように柔らかい感じの娘(こ)でした。(もちろん、触ってはいないですヨ。)

 担任の先生は、その苗字について、次のように説明しました。
 木が五百本もあるような大きな家屋敷の先祖だったんでしょう。


 17年前頃、偶然、彼女の弟さんだという方と知合いになりました。
 五百木という苗字が珍しかったので、尋ねたところ、分かったのです。

 彼女の方は、渋谷でレストランをしているということも知りました。
 その頃、二男が学生で中野に住んでいたものですから、上京したついでに行ってみることにしました。渋谷は山手線上の街では、私の肌に一番合っているということも、理由の一つでした。


 彼女が私のことを覚えていなかったことに少々ショックを受けましたが、まぁ私は、高校時代、尊大で存在感がなかったのでしょう。(今でもですけど・・。)

 その時、苗字の話になり、本当は「五百旗」と書くんですよということを聞きました。正確に言うと、私は覚えていなかったのですが、最近妻から聞きました。
 松濤に住んでいるということでしたから、苗字のDNAは引継がれているのだと思ったものです。



 世間には更に珍しい苗字の人もいます。「五百旗頭」(いおきべ)。「五百旗」の頭ですから、更に珍しいことは明らかでしょう。
 この珍しい苗字をいただく、復興構想会議議長の五百旗頭真氏ですが、1回目の会議で「震災復興税創設」を打ち出しました。
 復興の中身も議論しないうちに、復興税の話とは、まさに増税の「結論ありき」です。
 そもそも、この復興構想会議は税の議論をする場ではないでしょう。


 珍しい苗字といえば、原子力安全委員会の班目春樹委員長の「班目(まだらめ)」は超の付く珍しさではないでしょうか。

 私は、班目氏の国会での発言を聞いて、原発推進派の本音を見た感じがしました。
 原子力発電所は、安全対策を割りきらざるを得ないというのが、その趣旨です。
 つまり、原発建設の「結論ありき」で、安全を確保したから造るというのではないのです。(ごまかす手段が「安全神話」。)



 私は、苗字が珍しいこのお二人を見て、苗字の珍しいお方のDNAは「結論ありき」ではないかと思ってしまいました。(というような、バカなことを考えるほど、怒っているのです。)





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