団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

吹屋ふるさと村

2008-07-06 08:34:38 | 
                吹屋ふるさと村

                          2008年7月6日(日)作成

 5日、岡山県高梁市にある「吹屋ふるさと村」へ行ってきた。正式には、「国選定重要伝統的建造物群保存地区」といういかめしい名称だ。
 江戸時代から、ベンガラと銅山で栄えた町で、しっかり天領にされている。何時の時代も、時の権力はこうしたものだろう。

 「保存地区」というのが観光客を引き付ける力になるのか、最近造ったような「保存地区」(例えば、4月に行った彦根城がそうだった。)もあるが、「吹屋ふるさと村」は本当に当時の町並みが「保存」されている。
 しかも、去年世界遺産に指定された石見銀山の町並みより、ずっと規模が大きく、見所も多い。

 町並みはどこの「保存地区」も似たようなものだ。改装して土産物や飲食店になっていたり、郵便局や公民館もある。ちょっとした豪邸は展示館になっていたり。
 「吹屋ふるさと村」で違うのは、ベンガラが塗られており、家並みが赤っぽい。

 近くに、現役としては日本一古い小学校がある。本館が1909年(明治42年)に完成というから、ちょうど一世紀だ。ちょっと洋風でモダンな感じだ。

 私として、圧巻だったのは「広兼邸」だ。庄屋で、江戸時代にベンガラと銅山で財を成したという。山の中腹に、まるで「要塞」のように建てられている。きっと、財を守るために、このような場所にこのように建てたのだろう。(見張り小屋もありましたからね)

 昼食は、「うどん・そば処」で、山菜手打ちうどんを食べた。手打ちうどんは素朴な味だったが、妻が言うには山菜はしっかりしているということだった。450円也。観光地にしては安い。ちなみに、コーヒーを100円で売っている店があったのにはびっくりした。

 このように見所沢山で、もう一度行ってみたいと思わせる「吹屋ふるさと村」だった。人が少ないのも良かった。

(燃費)広島市内から往復338km。車載燃費計で、16.0km/ℓ。(一般道のみ)
 この日、大型車が水しぶきを上げて走るような雨が降っていて、ところが「吹屋ふるさと村」に着いたときは上がっていて、そして帰る車中ではまた雨で、という天気でした。雨により路面抵抗が増え、燃費は0.5ポイントは落ちたと思います。

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