団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

シャラン

2011-04-02 07:33:10 | 
                      シャラン

                                             2011年3月16日(水)

 VWの7人乗りミニバンのシャラン。
 最大の特徴は、1.4ℓツインチャージャーTSIエンジンに6速DSG変速機です。

 TSIエンジンは実に優れもので、1.4ℓでありながら、トルクが2.5ℓ並みの24.5㎏m。しかも1500回転からの発生です。
 TSIエンジンは、いわば可変排気量エンジンで、負荷が少ない時は小排気量で、負荷が多くなるとチャージャーで過給し、大排気量になるのです。
 その最大の効果は、低燃費が達成されるということです。10・15モード燃費は14.0㎞/ℓと、アイドリングストップ機能が付いていることを考慮しても、国産同型車エルグランドの10.4㎞/ℓを圧倒しています。もっとも、シャランはハイオクで、エルグランドはレギューラーですから、その点は割り引く必要はありますけど・・。


 6速DSG変速機は、2ペダルでありながら、マニュアルトランスミッションという機構で、とにかく操作して楽しいんです。私は、ゴルフを試乗して、この楽しさ故に、ゴルフに決めました。

 ワインディングでも、パドルシフトとマニュアルシフトを組み合わせて加減速が速やかに行われますので、ブレーキ操作はあまり必要ありません。楽しいというより、「気持ち良いー」という感じです。



 今、世界の自動車業界でVWと並び両雄とされているトヨタですが、この1.4ℓツインチャージャーTSIエンジンに6速DSG変速機には、完全に負けています。
 自動車雑誌によると、トヨタも過給エンジンによりダウンサイジングを計画しているということですが、2気筒800ccターボ、燃費30㎞/ℓ超くらいのエンジンを開発しなければ、VWには立ち向かえないと思います。
 トヨタは、ハイブリッドがあるが故の「奢り」がエンジン開発の遅れとなったような気がします。


 話がそれました。



 価格は、シャランコンフォートラインが379万円で、エルグランドハイウエイスターの338万1000円の約41万円高ですが、戦闘力は十分ありそうです。










 国産ミニバンと比較して全高が低いです。ドライビングポジションもゴルフとあまり変わらず違和感はありませんでした。



 走り出して、まずアイドリングストップに注目です。
 エンジン始動音が大きいのはどうしても仕方ありません。エンジンがかかるタイミングは早いとも感じませんでしたが、遅いとも思いませんですた。



 シフトグリップが、Tバーでなく「○」になってます(ゴルフとの比較で)。長短ありますが、マニュアルシフトで減速する場合は「○」が○です。






 乗り心地は、ゴルフと比べると格段に良いです。タイヤが60Rなので、路面のゴツゴツをあまり拾いません。ゴルフは超扁平の45Rで、ゴツゴツが気になります。



 巨大な空間です。私のカーライフスタイルでは無駄になりそうです。
 



 国産Lクラスミニバン(エルグランド、アルファード、ヴェルファイア)は、けばけばしい顔つきで嫌味ですが、この角度だと、ゴルフとあまり変わらず、好感が持てます。

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