大津グリル
2014年9月20日(土)
良い店って、雰囲気と料理の中身が良いことが条件と思いますが、なかなか両方を兼ね備えた店ってありません。
雰囲気がよければ片方が今一だったり、味が良ければ、雰囲気がダメだったり。その見本のような店でした。
・2014年9月7日、滋賀県大津市「大津グリル」。
旧大津公会堂です。趣のある建物ですが、取り壊されそうになったことがあるそうで、保存されていて良かったです。ただ、トイレが中2階にあったり、天井が低かったり不便な所もあります。
何店かレストランが入っています。
次のサイトは以前行った店です。
http://blog.goo.ne.jp/windy-3745-0358/e/d9ad46f365afa5a3bf4a4bcde5574193
景観重要建造物として平成22年3月15日に第一号として登録されています。
天井が低いので、バーカウンターの椅子も低い椅子です。
天井の低い地下室のようです。
シェフお勧めディナー5,400円也を注文することに。
次男が不安定雇用のため、年金暮らしの私が驕るハメになっているのです。(泣き)
和風フレンチということでしたが、「和」は感じられません。
安い素材で手を替え品を替えといった類です。
これ、茶わん蒸しです。
スープの味付けは上品さを感じました。
海老です。次男夫婦と孫の5人で、この辺りでは、ワインを2本目を空けて、酔いが+++程度になっていて、どんな味だったか、覚えていません。
メインディッシュのフィレ肉です。
ところがです、この肉を食べて記憶が鮮明になりました。味がしない! 100g2・300百円のばら肉でもっと味の良い肉は幾らでもあります。もっとも、平素フィレ肉なんて食べることがないので、フィレ肉とは味のしないものかも知れません。
この大仰なデザートを見てください。私とは根本的に趣味嗜好の違う店と思いました。
・リピータイ度(また行きたい度) 「0」
スタッフの対応は良かったです。この店の趣味嗜好と一致する人が行けば、大満足と思います。
ということで、次男の家に帰り、飲みなおしました。安い酒がこんなに美味しいとは!