水持先生の顧問日誌

我が部の顧問、水持先生による日誌です。

生還

2009年07月11日 | 日々のあれこれ
 二泊三日の合宿終了。
 とは言え、いまコンクールに向けて2チームあって、それぞれが一泊ずつなので、気持ちさえあれば、そんなにきつくはないはずだ。
 一昨日はDチームの泊まり。新入部員47名のうち45名がこちらに属している。ほとんどが初心者で、なかばだまされたように(笑)入部した子も含め、47名全員が一人も欠けずにこの合宿に臨んでいるのは、過去にはなかったと思う。
 昨夜はAが泊まりで、深夜までバンドレッスンしていただいた。
 起きて、体操して、ご飯食べて、そうじして、前夜の復習や、個人練習をして、野球応援にでかける。
 相手の不動岡高校さんは、勉強も部活もがんばっているイメージがある。
 吹奏楽部さんも、毎年手堅い演奏で県大に何度も出場しているし。
 野球部さんも、そして応援席も、礼儀正しい実力者たちに見え、接戦を予感させた。
 本校エースの投球をはじめて目にする。
 いい投手が入学するよという話を昨年きいていて、たまたま入試の面接にあたったのだが、じつにいい顔をしてたのを思い出す。
 いや、いい顔というより、いい面と言いたいかんじだったな。
 はじめて彼の投球を見たが、素人目にもキレがある。
 初回の三者三振を見て「なんだか今日はいけそうな気がする~」と口ずさんだのは、私だけではないはzだ。
 その後も、ピンチはあったけども、そんなに心配はムードにはならず、おかげさまでコールド勝ちすることができた。
 さいわい、それほどの猛暑ではなく、野球部さんの戦いぶりのおかげもあり、楽しく演奏できた。何より「勝ちパワー」を身近に感じられるのがありがたい。
 試合直後のエール交換で、不動岡さんは、女子の団長さんがエールをきった。
 まさに「フレフレ少女」の世界で、ちょっとかっこよかった。
 合宿しての応援で、みな疲れたことであろう。帰りのバスのなかで部員諸君はみな爆睡していたときく。うらやましいじゃないか。こっちはキャラバン運転だから、寝られないんだぜ。
 学校にもどって片付け、解散。職員室でまだ終わってない期末の採点。
 数回落ちたけど、なんとか終えられた自分の、なんという意志の強さよ。
コメント
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