中学校B部門県大会では恒例のステージ係を担当させていただいた。
電車の遅れもなかったし、どの学校さんもよく鍛えられてて、さらに栄高校さんが役員担当だったため、すべてにおいて順調に進行してた(と思う)。
それにしても、中学校のB部門もハイレベルになる一方ではないだろうか。とても30人とは思えない演奏がほとんどで驚いた。
朝うれしかったのは、開演の少し前にステージ袖から審査員席に向かわれる大滝理事長が足をとめ、「先生、このあいだの演奏よかったですよ」と声をかけてくださったことだ。こうして多くの先生を励ましてくださっているのだろうが、がんばろう、がんばらなきゃうそだと太宰治みたく思った。
一声かけられただけでこんなに励まされるような、そういう人物になりたいものだ。
でも、こうして今後ますます評価していただけるようになって、「次の理事長をおねがいしようかしら」とか言われたら、どうしよう。でも学年主任との両立は難しいかな。もし理事長になったなら、この間いい点をつけてくださった審査員の先生を優先的にお願いすることにしよう。あとA部門は50人以内にもどしちゃおうか。男女別開催とか、超高価な楽器の使用禁止も検討課題とはすべきだ。年次研修の方がコンクールより大事にされるという間違った扱いも是正すべき課題かもしれない。
県大会では、今年からクリアファイルとかの記念グッズが販売されている。
ロビーのそのコーナーにはお母さまがたが多数いらっしゃり、買おうかしら、あら意外といいお値段ねとか話している。本校保護者のみなさまにも、来年はぜひそういう「ためらいの意志」を味わってもらおうと心に決めた。