水持先生の顧問日誌

我が部の顧問、水持先生による日誌です。

インプット→アウトプット

2019年05月16日 | 学年だよりなど

2学年だより「インプット→アウトプット」


 勉強しているつもりで、実際にそれなりに長い時間をかけていて、思ったほど成績が伸びていかない場合はある。その原因は何か。
 あまりにも普通の答えになるが、それは「やり方」の問題だ。
 勉強の成果は、「量×方法×気持ち」と考えるのが一番わかりやすい。
 まず「量」が足りない人は、根本的にどうにもならない(これに該当する人が一番多いのも、事実だ)。
 ある程度の量をこなしている状態でなければ、勉強の質はあがらない。
 どんなに素晴らしい勉強法を知っていても、実際にそのやり方でやっている時間が短くては、身につかないからだ。
 では「量」が足りていて生じる「やり方」の問題とは何か。
 それは、自分がやっていることを「メタ化」できているかどうかだ。
 「メタ化」とは、一段高い視点で自分を見ることを言う。
 英単語を覚えている、助動詞の活用を唱えている時に、「今自分は情報をインプットしている」という意識をもつこと。
 数学の問題を解いている時、英文を自力で訳している時に、「今自分は知識をアウトプットしている」という意識をもつこと。
 みなさんは、部活でいろんなトレーニングをするときに、その役割や効果を意識するはずだ。
 このトレーニングでこの筋肉を鍛えるとか、この練習で「○○」というフォーメーションをチームとして覚え込むとか。
 勉強も同じだ。ルールやプレーの定石を覚えるだけではゲームはできないし、やみくもにゲームばかりしていても実力はつかない。
 自分のしている勉強の意味や効果を意識しながら取り組んだときに、効果があがる。
 インプットの時間が長いと、やっている気分にはなれるが、成果はあがらない。
 アウトプットしてみて初めて、情報は知識として定着しようとする。
 もちろん必要な情報をインプットすることなく、アウトプットするのは時間のムダだ。
 3年生になってあわてて過去問からスタートして茫然とするタイプだ。
 授業を受けるという活動はインプット比率が高い。24時間以内になんらかの形でアウトプットしてみることが、学習内容定着の第一歩になる。
 授業内容をふまえて随時宿題を解いていくと、自然に両方が成立する。
 自分のやっている勉強をメタの視点で見直してみよう。
 インプットばかりしてないか、やみくもにアウトプットしてないか。
 漠然と勉強するのではなく、何をどうするかを意識することで、1ランク上がってみよう。

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