水持先生の顧問日誌

我が部の顧問、水持先生による日誌です。

中間考査、保護者会

2021年05月22日 | 日々のあれこれ
 中間考査二日目。思えば、去年の今頃は、リモート授業でかろうじて学校のつながりを維持するだけの日々だった。今の二年に比べたら、授業も試験も部活動もできている一年生は幸せだ。
 今日の午後は、吹奏楽部の保護者会を開かせていただいた。
 顧問として現在の活動状況の説明をしたあと、役員さんにお任せしいろいろ打ち合わせしていただく。
 会の最初と、終わったあとに、定期演奏会のDVD見本の映像を流した。
 ギリギリの状況だったが、3月に演奏会をやれてあらためてよかったと思う。
 やはりライブにまさるものはない。
 生の演奏を聴いて元気がでた。とにかく泣けたと、感想をいっていただけた。
 あきらめるのも、自粛するのも簡単だ。
 部員達だって、本番前の切羽詰まった練習より、家でゲームやってる方が楽といえば楽だろう。
 でも、本当に楽しいのはどちらかと問われたなら、「苦労」とか「努力」とか「頑張る」とかの上に成立する楽しさの方ではないか。楽器にしても、手に取ってすぐ簡単に音が出て、何の苦労もなく演奏できれば楽しいだろうが、それだとすぐあきそうだ。一筋縄にはいかないからこそ、やりがいがある。
 部活動を指導する側も、思うようにいかない日々の方が多いからこそやりがいがある。
 子育てもそうだし、言ったら人生も、思うようにはいかないことの方が多いからこそ、生きがいがある。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする