先日の全米VISA選手権も、今回の米五輪最終選考会も、何だか男子の得点がやたら高いのが気になっていましたが、偵察に行った中国のレポートによりますと、やはりE得点は「高すぎ」としています。
長いので全部は読んでいませんが、気になる高得点続出については、オロスコの93.050点などは「内村航平もびっくりだろう」とし、全体にE得点は「ばかばかしいほど高い」としています。
たとえばゆかは、あの美しい演技をする内村でさえ2011年世界選手権(東京)種目別決勝で金メダルをとった演技でもE得点は8.933。いっぽう全米では9.4にまで達した選手も。
鉄棒はここ数年W杯大会などの国際大会で9点台のE得点を出した選手は皆無。しかし全米では9.15の選手が2人いたそうです。
中国得意の表なども使い、世界選手権から半年でこれほどのE得点アップはあり得ない、としながら、北京五輪直前に中国も用いた「戦略」だといい、つまり高得点連発で五輪審判に「強い」というイメージを与え、五輪本番でも高得点を狙う、というワケだとか。さて、功を奏すでしょうか・・・とまとめています。
D得点も全体には上がっていますが、下がった種目もあり、まあ妥当なもよう。
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あくまでも中国の分析ですので、私に反論しないでくださいね。
にしても、それだけE得点はどうにでもできる、ということでしょうか?