先週末、アイスランド選手権が開催されました
・アイスランド体操連盟
<女子個人総合>
1. サゾノワ 52.300
2. ベラニュイ 50.450
3. ベルグトルスドティール 49.950
<男子個人総合>
1. グナルソン 75.469
2. ヨンソン 70.402
3. ヒルマルソン 65.302
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イリナ・サゾノワ(24)はプレ五輪(16日~18日・リオデジャネイロ)前の最終調整。12日に出発し、個人総合で五輪出場をめざしますロシアから国籍をうつした選手。こうした大会に出るということは、(アルメニアやベラルーシ女子とちがい)居住実態があるようです
器具はシュピート社だったもよう。
W杯スロベニア大会(チャレンジカップ、4月8日~10日・リュブリャナ)は、非常にさびしい顔ぶれになるもよう
・大会サイト
プレ五輪(16日~18日・リオデジャネイロ)の直前すぎ
パシフィックリム選手権(8日~10日・エベレット)と同日程
のため、回避した選手が多いようです。プレ五輪に出ると思われる選手の出場は、
アブドゥルハディ(マレーシア)
ブファデネ、ブルギエグ(アルジェリア)
ベラク(スロベニア)
プレ五輪に関係ない選手では、ベルトンセリ(スロベニア)、セリグマン(クロアチア)など。女子は特に人数も少ないです
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ここで突然ですが今のうちに、「私だけかもしれない体操ファンあるある」
・米国大統領選より、FIG会長選のほうが気になる
・ペンザ、リュブリャナ、ソンバトヘイなど、ほかの人があまり知らない地名を知っている。そしてどこの国かもわかる
・「内村に勝つ」と言い出す外国選手がいると、関係者でもないのに「やれるもんならやってみろ」などと思う
・自分なりのリオ五輪日本代表がもうだいたい決まっている
パシフィックリム選手権(環太平洋選手権、4月8日~10日・エベレット)の米国女子代表のうち、マギー・ニコルズ(18)が欠場へ。
・USA Gymnastics
ひざの軽いケガのためかわって、リーガン・スミスが出場。シニア一年目で、選考合宿での成績により繰り上がり。誰が来るにせよ米国男女圧勝の見込み。
<米国代表>
バイルス、ダウェル、ヘルナンデス、ロックリア、レイズマン、ニコルズ => スミス
オロスコ、ミクラック、ダルトン、ウィッテンバーグ、ナドゥール、ペネフ
プレ五輪(16日~18日・リオデジャネイロ)に出場するフランス男子代表のインタビュー
・仏体操連盟
ふだんあまり取り上げられることのないゴボー、オグリアーロも紹介されています。
ジュリアン・ゴボー(25)
・むらがなく、種目の「穴」がないのが強みのチーム
・自分の得意種目は、ゆかと平行棒
・ふだんの大会どおりやりたい
ギヨーム・オグリアーロ(25)
・自分は全種目まんべんのない得点力が特徴
・大きなプレッシャーのかかる大会だが、冷静に迎えたい
・ミスのない演技をして勝ち残りたい
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2人とも昨年の世界選手権(グラスゴー)に出ていない選手。カナダ、ベルギー以外をすべて警戒しているようです。リメシュも含め、多くの種目をカバーできる選手を中心に選考し、完全に団体戦用のメンバー。仏男子代表は以下のとおり(補欠は直前に決めるもよう)
アイサイド、アントニオッティ、オーギ、オグリアーロ、
ゴボー、トマソン、リメシュ
欧州選手権(5月・ベルン)まであと50日となり、スイスの各選手が大会を宣伝
・大会フェイスブック
スタイングルーバー、バウマンらのほか、肩の故障で大会欠場が決まっているカペッリも顔を見せました。マスコットのベアニーが、リオ五輪には間に合うように、と激励
大会スローガンは、
”Erlebe den STAUB DER SIEGER! ”
ドイツ語わかりませんが、自動翻訳によりますと英語では”Experience the Dust of the Winner!”、つまり勝者のホコリ(炭酸マグネシウムの粉ですかね?)を体験せよ、ということでしょうか。
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・・・が、オランダ男子がスペシャリスト1名だけを送るなど、この大会を重視していない国もあるようです