プレ五輪(16日~18日・リオデジャネイロ)に出場するランディ・レルー(キューバ・20)が、意欲などを語りました
・Granma
1か月ほど前の記事ですが、すでに五輪出場を決めているラルデュエとの(プレ五輪で五輪出場権を得るという)約束を果たしたいと話しました。コスタリカ、メキシコでの合宿で力をつけ、全種目でまんべんなく高得点が出るようになったそうです。コーチによりますと「10位以内の力がある」といい、本人も予選通過に自信があるということです。
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大きな大会における個人総合の成績がほとんど見当たらない選手。10位以内はちょっとどうか・・・
昨年2度のケガで大会から遠ざかっていたセルジオ・ササキ(ブラジル)が、プレ五輪への意欲などを語りました
・ブラジル体操連盟
先日のW杯シュツットガルト大会(DTBチームチャレンジ、3月18日~20日)にブラジル団体メンバーとして出場。プレ五輪では久々に全種目おこない手ごたえを確認したいそうです。まだ100パーセントの状態ではなく、以前のような得点は期待できないとしていますが、あくまでも個人総合に意欲的
ブラジル男子はザネッティとササキが出場しますが、五輪には関係ありません。「プレッシャーがなくてよいだろう」とササキも話しています。
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今のところ各国ともケガ人などはないもよう。14日(現地時間)、男子本会場練習がおこなわれます。
イタリア男子のプレ五輪(16日~18日・リオデジャネイロ)展望
・伊五輪チームサイト
ルドビコ・エダーリ(22)
マテオ・モランディ(34)
この2名が1枚の五輪切符をめざし出場。その詳細を分析しています。
・2名とも最終組で、おもなライバルの結果がわかった上で臨む
・エダーリは2015年イタリア個人総合王者
・モランディはベテランのオールラウンダー、ロンドン五輪ではつり輪で銅メダル
・もし2名とも上位に入ったとしても、五輪出場は1名だけ
・個人総合で26位から32位に入らなければならない(団体などの結果で変動、26位なら確実)
また、
・仮に2名とも26位以内だった場合、五輪出場はこのどちらか(この時点では決まらない)
・五輪出場はこの2名以外の可能性はない(ケガなどの場合を除いて)
・仮にエダーリ20位、モランデイ33位(圏外)だった場合、五輪出場はエダーリに決定する
・・・としていますが、このへんはイタリア独自のルールでしょうか(誰でも好きな選手を選べる、と前にこのサイトで書いていた)
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エダーリ
2015年9月 イタリア選手権(優勝) 86.950
2015年10月 世界選手権(グラスゴー) 81.831
この落差は・・・
禁止薬物メルドニウムの陽性反応が出たニコライ・ククセンコフ(ロシア・26)が、処分を免れる可能性があるとロディネンコ氏が語りました
・TACC
WADA(世界アンチ・ドーピング機関)によりますと、以下の選手に処分を下さない見込み。
・2016年1月1日より前(つまり昨年まで)のサンプル
・2016年3月1日より前のサンプルで、検出が1マイクログラム未満
・2016年3月1日より前のサンプルで、検出が1~15マイクログラム(調査しだいで)
同薬物が禁止されたのが2016年1月1日であることや、体内から完全に消える期間がはっきりしていないことなどが理由。
ククセンコフのサンプルが提出されたのは3月15日なので上の条件に当てはまりませんが、ロディネンコ氏によれば、その日は代表チームとともに「移動中」であり、その日に採取したはずはない(=たぶん、それより前だと言いたいのだと思います)と主張。現在の情報と「希望」では、処分を受けず大会出場は可能となるだろうと話しました。
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この発表どおりですとシャラポワは処分を免れるようです。
・Inside the Games
*他メディアに合わせて名前の表記を「ククセンコフ」と改めました。
*WADAの英語は私にとってはとてもむずかしいので、誤りがあった場合はご容赦願います