まあそういうワケで、大陸ワクは2名だったそうで、男子予選通過97名(または国)が決まりました
・FIG
*メキシコやコロンビアのように、「2名のうちどちらか」、という国もありますが、2名名前を書くとわかりづらいので上位のほうの名前だけにしてあります。
*水色がすでに決まっていたワク、黄色が今回決定したワク
*太い囲みは、種目別ワク
*1~64ワクは(たぶん)選手を自由に選べるのだと思います
*ギリギリで涙をのんだのはアルゼンチンでした
ワイルドカードは中東や東南アジアの選手に与えられることが多いようです。いつも批判対象となりますが、もともと、実力がありながら惜しいところで出場ワクをのがした選手(特にスペシャリスト)の救済のためにあるのではないようです
五輪団体出場を決めたフランス男子は、あぶないところだったもようです
・仏体操連盟
トマソンが得意のあん馬で落下、オーギが鉄棒で落下などミス続出5種目終了まではルーマニアを下回っていましたが、最後のつり輪で奮起。4位でギリギリ通過を決めました。世界選手権(グラスゴー)で補欠だったオールラウンダーのゴボーのおかげ、と選手は話しています。シャルリュー監督は、「完璧とはいかなかったが、目標は達成した。うれしい」
と話しました。
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キルメス(フィンランド)の84.999は自身の国際大会最高点だそうです。「とても調子がよかったし、自信があった」と話しました。同じグループだったレルー(キューバ)が写っています
・フィンランド体操連盟
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FIG発表の予選通過の中に入っているアルジェリアの選手は、どうやら、
「アフリカ大陸から最低でも1名」
という大陸ワクによるものらしいですが、上位に南アフリカの選手がいるのになぜでしょうか
FIGから正式に男子のリオ五輪予選通過選手(または国)が発表されました=>こちら(pdf)
コルドバ(アルゼンチン) 81.773 ではなく、
ブルギエグ(アルジェリア) 81.214 が入っています。
よーく吟味しましたが、ちょっと納得できませんので、今しばらくお待ちください「ARG」と「ALG」で混同しやすい国。
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予選通過したデビッド・イェッセン(チェコ)は、チェコ生まれで米国育ちの選手だそうです。お母さんが元チェコスロバキアの体操選手。
(おそらく幼少時)米国移住→米国で体操を始め、全米ジュニア代表で活躍→周囲やチェコ側からの勧めで→2015年チェコ国籍取得
のようです。チェコ語は多少しゃべれるということです。
・チェコ体操連盟
プレ五輪男子の団体と個人総合は順位が確定。表彰式がおこなわれます
<男子個人総合>
1. ベルニャイエフ(ウクライナ) 92.107
2. カルボ(コロンビア) 88.765
3. オロスコ(米) 88.640
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19. 吉岡知紘 85.298
先日の全英選手権(リバプール)でウィットロック(英)が出した92.700は「盛りすぎ」というファンの意見が多いようですが、ベルニャイエフの92点台はどうなのでしょうか・・・なお吉岡知紘はゆかの種目別決勝に進みました。いいところを見せてほしいです
こういう大会ですので、跳馬を2本跳んだ選手は6名だけでした(6名で決勝です
)
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朝の組で演技したシモエス(ポルトガル)は、第2組終了時点で予選通過が確定していたそうで、早々と喜びの記事を出しました。
・ポルトガル体操連盟フェイスブック
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スキエラハウグ(ノルウェー)は84点台を出し余裕の通過。なおロンドン五輪に北欧男子は一人も出ていません。
・ノルウェー体操連盟フェイスブック
手元の集計ですが、リオ五輪の男子個人出場ワクが確定しました
*団体1~12位の国など、関係ない選手は除外してあります
*種目別のベルニャイエフのワクが1つ消え、今回個人総合で確定したのは予定の25名=>26名になりました
*当落ラインは、81.773でした
*ギリギリで涙をのんだのは、メルシエカ(豪)81.406でした。「リザーブ1」になると思われます。
*ニュージランド、南アフリカの選手が入りましたので、「オセアニアワク」「大陸ワク」は使用されません。
リベラ(プレルトリコ)、石偉雄(香港)、ソト(コスタリカ)らが入れませんでしたあくまでも非公式です。各国によってやや解釈が異なるもよう。誤りがあった場合はあとで訂正します。