今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

いとしの折畳み傘が

2009年08月10日 | 失敗・災難
今朝、7時過ぎ、強い雨で目が覚めた。
強い雨だと音でわかったが、その後きちんと起床した後、
わが”ひぐらし気象台”の記録をみたら、10分間に18ミリ近くの雨量。
これって、1時間換算すると、100ミリ超える(豪雨災害の雨量)。

気象庁用語では、最上級の雨の強さを”猛烈な雨”と言うが、これは80ミリ以上。
私は100ミリ以上の雨を”瀑雨”と仮称している。
といっても、10分ほどで小ぶりになったので、
実際の1時間雨量ではそこまではいかず、家の周囲でもたいした被害はなかった。

さて、その後雨はほとんど止みかけたので、
夏は毎日使う日傘兼用の傘を鞄にカラビナで取り付けて図書館に出かけた。
地下鉄の改札を抜け、いざ地下鉄に乗ろうとしたとき、
鞄につけたはずの傘がカバーだけになっており、本体がないのに気づいた。
家に忘れたか、途中で抜け落ちてしまったんだ。

改札に戻って出たいと申し出ると、Suicaの入場を解除してくれた。
雨がまた降り始めたが、私は傘をもっていない。
来た道をそのままもどって家についたが、家の中にもない。

とりあえずあらたに折畳みの傘を持って家を出る。
もう一度さきほど歩いたルートを、今度は左右もチェックしながら歩いたが、
お気に入りの傘は見当たらない。
もう駅に着く。
駅前の交番が目に入ったので、最後の頼みの綱として、
交番に「折畳み傘をなくしたんですが」と申し出る。

すると中に居た警官は、傘の裏地の色を聞いてくる。
裏地の色まで明確に覚えていないので、うろ覚えに答える。
すると、別の警官が、奥の部屋から、
「これでしょうか」とビニール袋に入った折畳み傘を持ってきた。
まさしく、見まがうことのない、我が日傘兼雨傘。
表地は銀なのを覚えているのだが、
今つくづく見ると裏地は銀ではなくちょっと青みがかっている。

誰かが、道で拾って交番に届けてくれたのだ。
届けてくれた人は、急いでいるとのことで、拾った場所などは言わなかったとのこと。
お気に入りの傘で、ネット通販でしか手に入らないので、とてもうれしかった。
拾って届けてくれた人のかわりに交番の人たちに、お礼を言い、
その傘をさして、駅に向かった。
無くし物をよくするが、こんな感じで拾われて戻ることが多い。