今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

ここ最近、原発関連で唖然

2012年07月22日 | 東日本大震災関連
福島原発事故の放射線測定で”ネット・デビュー”したような私が、
今さら、原発問題に言及するにはおよばないのだが、
将来の原発比率の意見聴取会における電力会社側の発言、とりわけ名古屋での中部電力関係者の、
「原発事故で死者は出ていない」という暴言に唖然としていたら
(危険箇所に立ち入らないから無事なのであって…それに長距離避難中の入院患者から十名以上の死者が出た)、
こんどは、福一での作業員の線量計がアラームを出さないよう細工させられていたとは(これは下請け会社の問題)…
ホント、開いた口が塞がらなかった。

私は、原発政策については、サイレント・マジョリティと同意見の”脱原発依存”であり、
日本の核技術を否定するのが目的の反原発イデオロギーにくみすることはないが、

いまだ”安全神話”から抜け出せない人たちに原発をまかせるわけいはいかない、という思いは強くなる一方だ。

やらかしてしまった失敗に真摯に反省するという、根本的な態度変容をせずに、
むしろ、できるなら”無かったことにしたい”という一番安易な心的防衛反応に頼るのは、
少なくともその道のプロ(職業人)がすることではない。
これはいじめ問題における学校・教育関係者も同じ。

言ってはなんだが、私はこのブログに「失敗トラブル」というカテゴリーを設けて、
自分がとんでもない失敗をやらかすたびに、恥を忍んでこの場に公表し、
その原因の分析と対策について考察する(できたら読者のみなさんのアドバイスも受けたい)。
それは、その失敗を二度と繰り返さないための、自分自身のための情報公開なのだ
(今まで私がどんな”失敗”をやらかしてきたかは、カテゴリーを「失敗トラブル」にして検索すれば一目瞭然)。