今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

今年は館林がアツい

2012年07月28日 | お天気
今日もそうだが、今年は群馬の館林の方が埼玉の熊谷より暑さが勝っている。
館林が新しい王者に君臨しそうな勢いなので、
熊谷としては自らのアイデンティティにかかわる焦りを感じているだろう
(ただし記録保持は依然として熊谷と多治見)。

その理由は以前にも書いたが、都心のヒートアイランドを北上させる南風が比較的強く、
アメダスの風向マップによると、
都心→越谷→久喜→館林という熱風の北上ラインが形成されている。
熊谷はこのラインから外れていて、地元だけでまかなうしかない。

熊谷が以前のようにトップに立つにはどういう条件が必要か。
いつものように、東京からのヒートアイランドを期待するなら、
関東平野の風が南風ではなく、南東風になる必要がある。
あるいは、秩父山系を越えるフェーンを期待するなら、西風の必要がある。
これらの風向はいずれも太平洋高気圧を中心とする気圧配置によって決まる。

あと、努力する価値があるのは、”風の道”を作ること。
河川や広い道路が風の道となる。

北関東が競って都心のヒートアイランドを呼び込んでくれると、
その分、東京は海風が入っていて過しやすくなる。
頑張ってほしい。