今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

大学生の遠足

2014年04月13日 | お仕事

昨日は、わが学部の新入生の遠足日。

わが心理学科の行き先は、明治村。

地元の学生にとっては、小学校以来だという。

すなわち、ここに遠足に来るのは、われわれとあとは小学校。

ただ小学生に明治村って、逆にふさわし(面白)くないだろう。

実際、小学生達は、スタンプ押しに走り回り、明治建築に見入いる様子はない。

もっとも、われら”心理学科”の新入生も建築とは無縁。

ここにした理由は、往復の距離が適当で、大人数収容のレストランがあるため。

そう、真の利用目的は、明治村のレストランなのだ。

ここで会食して、親睦を深める準備として、午前中は村内を歩く。

時間が限られているので、1つの班を引率者する私は、「ザビエル天主堂」「帝国ホテル」の2大目玉を目ざして巡り、「前橋刑務所の雑居房」内で記念撮影(上写真)と決めている。

見学対象を極端に絞りながらも、明治建築の基本特徴やレンガ建築が日本で廃れた理由、教会や帝国ホテルにおける自然光の使い方など解説する。

会食後は、以前は、自由行動としたのだが、全員歩き疲れるので、昨年からすぐに帰る事にした。

いつもなら新入生オリエンテーションの翌日が遠足日なのだが、今年は曜日の都合で約一週間後。

そのため、遠足の前に班ごとの授業が1度あったため、学生達はすでに仲よくなっていて、毎年のような硬い雰囲気がなく、かえって良かった。

学生同士だけでなく、教員に対してもそれなりに打ち解けていて、学生達の方から、私との写真を所望してくる(卒業式などである)ことなど、今年はじめて。

今年のようなスケジュールの方がいいかも。