我がローバー・ミニは、ぶつけたマフラーだけでなく、その原因となった車高の低下も修理が必要となり、修理費も倍になる。
ホントは、そろそろ買い替えをと思っていたのだが、まずは今年は新築の新居という人生最大の散財をしたので、さらに車も、という気にもなりにくく、
またミニ自体、春にオイルタンクの大修理をしたこもともあって、心理的保有価値が高まってしまい、不具合がないのでもう少し乗っていようかという気持ちにもなっていた。
そのタイミングで、また修理なのだから、さらに心理的保有価値が高まってしまう。
その修理中、代車をあてがわれた。
最初は、なんと”ジャグワー”を与えられたが、アパートの駐車場に入りきらない感じなので、小型の国産車に替えてもらった。
その国産車は、ミニに比べて、室内は広く、椅子もゆったりして、フロントもバックミラーも広く、ハンドルも軽く、アクセルも軽い(もちろん燃費もいい)。
居心地のいい椅子に座って、移り行く前方の風景に合わせて、手足をちょこっと軽く動かすだけで済む。
楽といえば楽なんだが、なんか運転している気がしない。
それと、アクセルに少しでも力が入るとたいへんな事になりそう(実際、あちこちでその事故が起きている)。
運転を楽しむというより、楽に目的地に達したいという目的にかなう。
高速は楽そうだが、奥三河や東濃の景色のいい里山を快走する気にはなれない。
なるほど、愛着がわかないから、飽きて他の車に乗り換えるサイクルができる。
それが日本車の作戦なのか。