土・日と週末二日続いた推薦入試。
2日間とも面接担当。
それを終え、修理したての老車ローバー・ミニで中央道を飛ばして、今は恵那峡の温泉宿にいる。
窓からは視界いっぱいに広がる晩秋の恵那峡(写真)。
その背後には、白雪を戴いた中央アルプスが天空に聳えている。
面接疲れの慰労に来たのではない。
締め切りが迫った論文を仕上げるための”お篭り”に来たのだ。
この宿(かんぽの宿恵那)の洋室は、いわゆる和洋室になっていて、和室部分では持参したノートパソコンでの作業ができる(洋室だけだと机が狭いので作業しにくい)。
そして恵那峡に面した側はすべて窓になっているので、眺めのいいこと。
すこぶる贅沢な空間だが、空きがあれば通常料金で泊まれる。
この部屋に2泊して、原稿打って、温泉はいって、飯食べて、その繰りかえしで、完成させるぞ。
というわけで、禁欲的なお篭りなので、
食事は最も安いプランで倹約(食べ過ぎると、夕食後のひと仕事に身が入らない)。
寒気が入っている時期なので、作務衣を借りて、浴衣の下に重ね着する。
日中は、恵那峡側に向いて、恵那峡の風景を視野に入れながら作業をし、
夜は液晶テレビにパソコンからHDMIを繋げて、ダブルモニタに活用(お篭りだからテレビは見ない)。
iTunesで流す音楽はテレビのスピーカから鳴らす。
なかなかいい執務態勢だ。