3月31日は年度末で、いわば第二の大晦日。
冬物を着なくなり桜が咲くこの時期こそ、真の”新春”を実感できる。
「春休み」が終わる私も、桜の便りに誘われて、例年通りの「谷中から上野の桜見物1人ツアー」にカメラ持参で出かけた。
谷中霊園は桜も人もまばらなので、桜の樹一本一本を丹念に見、また撮影できる。
せっかくなら桜の花に近づいて撮ろう(右下写真)。
谷中から東京芸大を抜ければ、そこは上野公園。
こちらは人も桜の木もぐっと密度を増すので、全体の壮観を味わうのみ。
谷中は墓地なので、樹下での飲食は禁止されているが、上野は花見の宴が名所なため、宴会をしない人はただ通りすぎるだけとなる。
桜を撮ろうとしても、ここは木の背が低いため、道行く人の顔ばかり写ってしまう。
歩きついでに秋葉原まで足を伸ばす。
ここに来ると、一軒づつ覗いて、思わずサイフの紐もゆるむ。
そういえば、先日、飲み会のため南青山から表参道を歩いたが、あちらは入りたい(入れる)店がない(アップルストアくらい)。
秋葉ではせっかくなので、気象観測用の壊れたPCの買い替えに中古のノートを買った(それといろいろ小物)。
ここでの買物は生活を便利にしてくれるから楽しい。
そういえば今日は平日なのに、上野も秋葉原も人でごった返していた。
どうみても定年後の高齢者・春休みの学生・専業主婦ばかりではない。
私もそれに該当しない一人だが…