今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

速読用のレイアウト

2015年03月16日 | 雑感

速読するには、目の無駄な動きをなくす必要がある。
それを助けるためにレイアウトも工夫する必要があり、速読用のレイアウトがあっていい。
①と②は同じ文章だが、どちらがより速く、楽に読めるだろうか。ためしてほしい。


この文を読む人
は、1行を一度に見
るだけで、
1つ1つの文字を
追わずに、
どんどん行を見進
めてほしい。

どうだろうか。
どんどん見進めて
文が理解できただ
ろうか。

読むのではなく、
見るためには、見
やすいレイアウト
である必要がある。

1行を7文字にし
たのだが、読みや
すいだろうか。

7文字にしたのは
ワーキングメモリ
の記憶単位である
chunkによる。

1行を瞬時に見れ
るようなったら、
次は、2行以上を
瞬時に見進めて
みよう。

たとえば、1つ
の段落(行の塊)を
一度に見て、次の
段落に見進める。

これができたら1
行の文字を増やし
て、一度に見れる文
字数を増やしてみる。

 


この文を読む人は、1行を一度に見るだけで、1つ1つの文字を追わずに、どんどん行を見進めてほしい。どうだろうか。どんどん見進めて文が理解できただろうか。

読むのではなく、見るためには、見やすいレイアウトである必要がある。1行を7文字にしたのだが、読みやすいだろうか。

7文字にしたのはワーキングメモリーの記憶単位であるchunkによる。1行を瞬時に見れるようなったら、次は、2行以上を瞬時に見進めてみよう。

たとえば、1つの段落(行の塊)を一度に見て、次の段落に見進める。これができたら1行の文字を増やして、1度に見れる文字数を増やしてみる。

 

いかがだったか。
①は目の動きを下に進めるだけで読めるから楽だったろう。
かように、見るだけで分る平易な文は速読に向いている。
個人的には①は縦書きにした方が、スクロールの手間が省けるのでさらにいいと思う。