今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

世界同時株安に慌てない

2015年08月25日 | 時事

世界同時株安になって、日経平均も17000円台に大幅に下った。
でも、リーマンショックとその後を経験しているので、慌てない、慌てない。

たとえばダウ平均でいうと、
2007年10月に過去最高値の13930$を記録した。
それがリーマンショックなどが続いて2009年1月には7063$までほぼ半減した。
この間の私は、なすすべなく、おのれを笑うことしかできなかった。
そして遅まきながら損切りに着手した。すなわち損の確定。

ところが、その後株価はゆっくり回復し、2013年1月に、リーマンショック前の過去最高値を回復した。
すぐに必要な資金でなかったのに、損切りしなければよかった…。
さらに株価は上昇を続け過去最高値を更新し続け、
2015年5月には18312$に達し、これが現在の過去最高値である。
世界同時株安が続いている25日でも15871$にとどまっている。

日経平均は2009年から13年までが悪夢だった(リーマンショックからの回復にてこずった)が、それ以外は似たような変動をしている。

日々の変動で儲けようとするデイトレーダーでなければ、 
短期的変動はそもそも織り込み済みでなくてはやっていけない。
長期的なトレンドを見据えてどっしり構えたほうがいいと思う
(Wikiあたりで1896年以来のダウ平均のグラフをみるとよい)。 
さらに"逆張り"を貫く勇気(世間の気分の逆をいく行動力)があれば、儲かると思う。 

もちろん、日本のバブルは再現しないし、中国とユーロ圏は中長期的には心配だが。