わが計測項目の1として、温泉などの酸化還元電位のデータを公表してきたが、
今一度酸化還元電位を勉強し直して、計測と解釈のむずかしさが今更ながら痛感した。
一番勉強になったのは、日本温泉総合研究所のサイトで、pHとの関連性の点。
電位が還元側に低くても、pHが高くアルカリ性だと、還元性は弱くなるということ。
なのでpHの値も一緒に示さないと評価はできない。
また、公式の数値は水素電極によるものであって、市販の塩化銀電極の場合はおよそ200mV前後加算しなくてはならないということ。
すなわち、素人による計測値は約200mV分、酸化側なのだ。
換算表は別のサイトで入手したので、今後は換算値で発表すべきか。
そもそも、塩素消毒された温泉の湯や水道水は、ことごとく酸化系であることがサイトのグラフで示されている。