今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

酸化還元電位の難しさ

2015年08月27日 | 計測

わが計測項目の1として、温泉などの酸化還元電位のデータを公表してきたが、

今一度酸化還元電位を勉強し直して、計測と解釈のむずかしさが今更ながら痛感した。

一番勉強になったのは、日本温泉総合研究所のサイトで、pHとの関連性の点。
電位が還元側に低くても、pHが高くアルカリ性だと、還元性は弱くなるということ。
なのでpHの値も一緒に示さないと評価はできない。 

また、公式の数値は水素電極によるものであって、市販の塩化銀電極の場合はおよそ200mV前後加算しなくてはならないということ。
すなわち、素人による計測値は約200mV分、酸化側なのだ。

換算表は別のサイトで入手したので、今後は換算値で発表すべきか。

そもそも、塩素消毒された温泉の湯や水道水は、ことごとく酸化系であることがサイトのグラフで示されている。