今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

モーツァルト全集を大人買い

2016年11月05日 | 生活

最近、音楽を聴かなくなった(ヘッドホンで聴くのはもっぱらポッドキャスト)。
昔はジャンルにこだわらず(特定のジャンルが好きなのではなく、音楽そのものが好きなので)休みなく聴いていたのに。
自分にとって新鮮な音楽との出会いがなくなってしまったためなのかな。
ことにiPodを導入してからというもの、CDはとんと買わなくなった(ということは10年以上)。
CDアルバムの中で真に愛聴するのはたいてい1曲くらいなので、ダウンロードした方が効率的だからだ。

そのような私が、なんとモーツァルト全集、CDにして170枚!を大人買いしてしまった。
私が人類で一番好きな作曲家・モーツァルトなら全曲ほしいから。
ただ大人買いといっても値段は14780円。
金額的にはちっともたいしたことないが、たぶんLPレコードだったら十倍はしたろう(収納スペースも)。
日本の製品ではないが国内に在庫があって、Amazonで注文したら、翌日に届いた。
段ボールの大きさに驚いたが、Amazonなので、中身の紙製のCDボックス(モーツァルトの顔入り)は本棚1段の半分程度。
170枚のCDメディアはそれぞれ紙のカバーだけなので横スペースもとらない。
さっそく1枚目をかけてみた。
値段の安さに心配したが、なかなかいい音で満足。
CDに収める都合上、ケッヘル(≒制作)順ではなく、クラシックのジャンルごとなのは致し方ない。
本当ならケッヘル順(K1a、bは5歳時の作品!)からに聴いてみたいもんだ。

モーツァルトの室内楽やソナタは執筆作業中のBGMに向いている(モーツァルト効果とやらも期待できる)。

これに味を占めて、来月は別の作曲家の全集を、自分へのクリスマスプレゼントにする予定。


懊悩呻吟の期間

2016年11月05日 | お仕事

毎年のこの時期が私にとって最も苦しい。
懊悩呻吟の期間である。

研究者のはしくれとして、年2本の論文執筆のノルマを自分に課している(投稿側にとっての論文の数詞は「本」)。
いつも1本目は、 客観的な資料やデータに基づくので、資料収集などの手間はかかかるものの、手順通りに進めていけばいいので苦しさはない。

それに対していつも2本目(今月16日が締切)は、自分が構築している心理モデルの精緻化なので、自分の頭の中での格闘に費やさねばならない。
問題設定だけで結論が見えない段階で執筆を開始し、論旨を構造化し、試行錯誤を繰り返し、それなりの新規な結論に達しなくてはならないのだ。 

平日は勤務(授業と会議とそれらの準備とその他の事務処理と学生指導)に追われるため、ほとんど手が付けられない。
なので週末(土〜月:月は研修日に相当し、出勤しなくていい)に集中して進めるしかない。 

例年ならこの懊悩呻吟を、温泉宿に連泊して食事と温泉だけを気分転換に、昼夜通して(浴衣姿で)実行するのだが、今年は週末がゆったり使えず、帰省する用事もあるので、帰省して、図書館に通っている。

図書館はそれなりに集中できるが、残念ながら宿ほど長持ちしない(ヘッドフォンで音楽を聴けないためか)。

締切直前の来週末は推薦入試の稼働に使われるので、とにかく今回の土〜月の三日間が勝負。