梅雨明け直後の猛暑いや酷暑に見舞われた。
今日の最高気温を記録したのは、東海の王者・多治見で38.7℃。
非公式ながら、わが「日進」(愛知県日進市)は38.6℃。
関東は幾分低く、多治見のライバルだった熊谷は37.2℃、そして関東での熊谷のライバル館林は36.9℃。
非公式ながら、わが「本駒」(東京都文京区)は37.6℃だった。
今年89歳になる老母も昨日帰宅してから熱中症の症状が出て、今日の午後まで寝込んでいた(無事回復)。
こういう時は、室内の空調と外出時の対策を欠かせない。
酷暑では窓を開けて外の熱気を入れるわけにはいかない。
扇風機も熱風を運ぶだけ。
エアコンに頼るしかない。
だからといって、がんがん冷やせばいいというのではなく、室温は”暑くない”程度に下げ(26℃付近)、あとは除湿で湿度を下げるとよい。
急いで室温を下げるには、私のブログで幾度も述べているように、温度設定を必要以上に下げるではなく、風量を最大にすること(風向も自分に向ければなおよい)。
エアコンの冷房のデフォルト設定は、昔の冷房病をきたす低温になっているから注意(電気代の浪費)。
ちなみに熱帯夜ならエアコンは就寝中もつけっぱなし(熱中症予防のため)。
ただし、明け方になって寒くならない程度に設定温度を上げる(28℃程度)。
あるいは除湿設定でもよい。
明け方までのタイマー設定だと、それ以降また暑くなる。
外出時では、まず日傘が必須(私以外の男性は日射の直撃を全身に受けて気温以上の温度になっている)。
日傘があれば帽子はいらないので頭が蒸れないし、日光が目に入らないのでサングラスも不要。
さらに晴雨兼用なら夕立にも対応。
そして100円ショップで売っている吸水ポリマーの”ネッククーラー”を首や額に巻く(両方でもよいし、室内で使ってもよい)。
これは冷却効果ではなく、体温上昇防止効果であることを理解するように(冷たさを感じなくても装着しているだけで熱中症予防効果がある)。
真夏にジーンズを履いている人を私は理解できない。
風通しのよい七分丈のパンツ(アウトドア用)を愛用している。
真夏に通気性のない革靴やスニーカーを履いている人も理解できない。
最適なのは下駄だが、そうでなくても風通しのいい(足が蒸れない)履物はたくさんある。
上はTシャツではなく、ポロシャツ。
なぜなら汗をかく胸の中央付近をポタンで開けられるし、首回りの風通しもよくなる。さらに襟を立てれば日射をさえぎれる。
袖部分が締まっているのは、空調的には不利だが、腕が細い日本人にはデザイン的に合っている(裾が開いた半ズボンだと脚が貧弱に見えるのと同じ)。
それにポロシャツならクールビズとして職場もOK(私は夏用のジャケットと併用)。
ひどい暑さは命にかかわり、そうでなくても生産性や快適性に悪影響だ。
古い慣習にこだわらず、無駄のない機能的な対処を実現したいものだ。