吹雪と雷雨に加えて、今日のようなくそ暑い日は、”外出しない方がよい天気”に加えたい。
それでも一日中家(東京)にいても運動不足になるので、気温が下り坂になる午後4時になって秋葉原に出かけた(気温は12時から16時までが山の状態)。
冷房の効いた電車内で各地アメダスの最高気温を見比べていたら、なんと岐阜県の「揖斐川」(イビガワ)が38.8℃の本日の日本最高気温を記録した。
岐阜といえばかつて日本記録を保持していた「多治見」がその後も東海地方ではトップだったのに。
その多治見の最高気温を見ると、38.7℃。
惜しい。
だが負けは負けだ。
東海の王者・多治見にとっては、同じ岐阜から伏兵が現れたとあっては安閑とはしていられない。
揖斐川 (町)といえば、東濃から岐阜市をはさんだ西濃に位置する。
西側が滋賀県境の伊吹山地なので、フェーンによる昇温が期待できる地形だ。
ただ、今回は南寄りの風だったので、むしろ濃尾平野を吹走してきた風だ。
この風向でこの記録を出すとは、侮れない。
実は、昨日、この揖斐川の他に中濃の「八幡」(郡上八幡)もトップを争う高温だった。
これら西濃・中濃の伏兵の台頭によって、美濃一国内での勢力図が書き換えられる予感がする。
なにしろ、すでに坂東において、かつての覇者・熊谷が新興の館林にその座を奪われている。