今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

熊谷、日本一に返り咲く!

2018年07月23日 | お天気

最低気温が30℃だったので、今日は暑くなると思っていた。

まずは13時29分に東京の「青梅」が 40.8℃を記録し、本日のトップに立った。
東京といっても、奥多摩の山の麓である青梅はここ数日調子がよく、 関東でも上位に立っていた。
記録時は北東風1.6mで、西(奥多摩)風のフェーンでなく、風上は平野部しかもヒートアイランドとは無縁の方向。
風向は有利でないのに、よく頑張っている(高温要因が複雑なようだ)。

そして13時40分に、本命「多治見」(岐阜)が40.7℃を記録。
今日は東京より名古屋の方が暑くなる(39℃)と予想されていたので、多治見なら40℃を超えると思っていた。
まだ13時台で、風向は多治見が日本一になった時と同じ西風(西側に山がある)。
青梅に少し足りなかったが、午後の伸びに期待したい。

14時14分には、なんと我が私設「本駒」(東京)が40.1℃を記録。
2015年8月7日に40.5℃を記録して以来の40℃超え。
青梅には及ばないが、都心部でもこの暑さなのだ。
ちなみに同じ私設の「日進」(愛知)での最高は37.8℃(13時56分)。
どうやら今日は東海より関東の方が気温の伸びがいい。

そして、14時23分、ついに、あの「熊谷」(埼玉)が41.1℃を出した。
それまでの江川崎(高知)が出した41.0℃の日本記録を更新する快挙!

その前回の日本一(40.9℃)は多治見と分け合ったが、今回は単独1位。
熊谷の名を再び全国にとどろかせることになる。 

ここ数年は、利根川の向いの「館林」(群馬)に押され気味だったが、今夏は調子が良かった。
北西風1mという点で、本来なら館林が高温になる風向での勝利。

その館林は、14時41分に、39.4℃を出すのが精いっぱい。
今夏は熊谷の敵ではない。
涼しい所に移設した影響が大きいようだが、今日は東風4.1mと不利な風だった(関東では東風は海風)。

残念ながら多治見は、有利な西風にもかかわらず、その後は伸び悩み、結局、7月18日の値と同じで終った。

心情的には多治見を応援していたが、熊谷の復活も、同じ関東人としては嬉しい。

だが、これで今年の夏が終ったわけではない。
むしろ勝負はこれからといえる。 


東京の最低気温が30℃!

2018年07月23日 | お天気

東京都心に近い住宅地にある我が私設「本駒」気象台によると、今朝の最低気温が30.0℃(5時22分)を記録した。
最低気温の最高記録である。

ちなみに、都心だが北の丸公園の森に囲まれたアメダス「東京」では、昨夜の最低気温は28.5℃(1時4分。なぜかその後2時、3時に30℃を超える)。

過去経験からみて、これは異常事態だ(今後は異常でなくなるかも)。 

もちろん、エアコンをつけて寝ているので、この外気温を知らずに済んだが、そのエアコンの廃熱が夜の気温を下げない要因になっているのも確か。
それに昨日予想したように、雲が多いので放射冷却も起きない。

実は、電気エネルギーを消費せず、排熱も出ないすぐれた冷却法がある。
使うのは水だけ。
水の気化熱を使うのだ。
夜になったら、東京で一斉に「打ち水」をしてみたらどうだろう。

水が蒸発する時に熱を奪うので、地上空気の熱源である地面が冷却される(屋根や壁面に打ち水するのも効果的)。
欠点は、ほどなくして蒸発しきったら冷却効果もなくなること(持続性がない→繰り返せばよい)。
また結果として水蒸気が増えるので、大気中の湿度は若干上る。
それで上空の雲が雨を降らせてくれたらなおいい。 

ちなみに、蒸発によって奪われた地面の熱エネルギーは、どこにいったのか。
中学あたりの理科で習ったと思う。