秋の信州に宿をとるなら、松茸をはじめとするきのこづくしを味わいたい。
11月上旬から冬期休業となる茶臼山カエル館でいろいろ作業するため、今回は信州側の麓・売木村にある「ささゆり荘」に宿をとった。
ここは宿としては安宿レベルであるが、温泉もあり、そして今の時期は夕食にきのこづくしが味わえる。
付け出しから3種のきのこ、そして松茸の土瓶蒸しに松茸の素焼き、多種のきのこの天ぷらに、きのこ鍋、そして締めは松茸ご飯。味噌汁や茶わん蒸しにもきのこが入っている。
もちろん都会のスーパーなどでは売っていない地元のきのこばかり※。
もともときのこが大好き(食べ物としてというより存在が好き)なので、こんな嬉しいことはない。しかも食物繊維が豊富でカロリーゼロだし。
※チェックアウト時、主人が言うには、今年は地元でもきのこが採れず、特に松茸は高騰したため、提供に苦労したという。
私が堪能した晩が、このサービスの最終日だった。