今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

給与生活者として確定申告:追記あり

2021年03月05日 | 生活

昨年3月で長年やってきた個人事業を廃業し※、以来、はじめて純粋な給与生活者となった(つまり減収)。
※:廃業しなければ、給付金を受けられたのに!

なので個人事業主としてやってきた確定申告から解放されてもいいのだが、昨年は母の両膝手術などで医療費がかさんだので、給与生活者(収入源が1ヶ所)ながら、あえて確定申告をした(義務ではない)。

今年から若干やり方が変更され、医療費などは(膨大な)明細書群を提出せず、計算リスト表を提出し、源泉徴収票も提出しなくてよい(いずれも5年保管)。
ただしこれ以外の生命保険や寄付金の証明書については従来通り添付して提出。

これらのデータをもとに国税庁のサイトで入力すると、あとは自動計算され、それをプリンタで印刷して税務署に提出(郵送可)すればよい(マイナンバーカードを所持してのe-Taxだともっと簡単のようだ)。

半日あればできるが、未経験者には心理的に敷居が高いだろうな。
でも還付される(余分に払った税金が戻ってくる)可能性があるなら、文字通り、やって”損はない”。
今年は締切りが4月15日と1ヶ月遅いので、こういう時こそトライしやすい。

私は個人事業主でなくなったので必要経費は算出できないが、扶養控除に今年格段に増えた医療費控除(扶養家族分を含めて計10万円以上で発生)、あと生命保険控除(こちらはいくら高額な保険に入っていても上限5万円)、寄付金控除(私の場合は小額なので所得控除には反映されないが、税額控除に反映)もあり、以上を合わせた結果、6桁の還付金となった(過去最高額)。

4月にこの額が私の指定口座に振込まれるのだ

”還付金”とは、以上の手続(確定申告)によってのみ得られる。
たとえば、税務所を名乗るところから電話がきて、「還付金がありますので、ATMに行って、こちらからの指示に従って…」というのは明らかに詐欺行為でしかない
ほんものの税務署からの電話は、確定申告した者に「申告額がおかしい」というドキッとする内容ばかりだから。

追記1:昨年までは、個人事業所のある名古屋宅近くの名東区役所に徒歩で提出したが、今年から自宅の東京での提出となったものの、税務署が遠く、しかも受け付けで待ちそうなので郵送することにした。
郵送の場合、印刷される「控え」分もすべて送付し、また返信用の封筒(角形2号)に切手(120円)を貼り、自分宛にしておいて角形2号封筒に同封する。郵送の切手代は140円。
受理されれば、数日後「控え」が返送される。

追記2:4月5日に還付金が振込まれたというハガキサイズの国税還付金振込通知書が来た。
もちろん申告書の満額が振込まれていた。本物の”還付”はこのようになされる。
医療費をたくさん使った母に半額渡した。