陸生動物になった宿命として、水は生命を奪う危険なものであることを肝に銘じたい。
今、海・川・プールで水難事故が毎日のように起きている。
東日本大震災の死者の9割は津波であったし、昨年の西日本豪雨の川の氾濫も記憶に新しい。
人間は水を恐怖対象として遺伝子にインプットされていない(もちろん、生命の糧だから)。
だから、あえて水の恐怖を安全な状態で学習しなければならない。
私は、幸か不幸か、小さい時に、銭湯ですべって浴槽に頭からつっこみ溺れかけたことで、水の恐怖学習ができた(なので小中学校でプールに入れなかった)。
長じて、登山の「沢登り」が好きになり、側壁から滑落したことはあったが、水に対して無謀はしなかった。
まず、子どもは学習ができていない(水の怖さを知らない)から、大人は絶対子どもから目を離してならない。
ただでさえ、川も海も強い水平流で子どもを引きさらい、そして鉛直の循環流で水中に呑み込んでしまう。
それと、海の波は、1000回に1回は2倍の高さでやってくるということ。
その1000回目は次に来るかもしれないのだ。
土用波の海辺を歩かせないこと。