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渡辺久信 サイン 西武ライオンズ現監督

これも、都内某スポーツカード専門店で実施されたサイン会で製作されたオリジナル商品の1つ。西武の渡辺久信投手のサインである。もちろん彼の現役時代のことは我々の年代の人間は良く覚えている。これを入手した当時は解説者のような仕事をしていたと思うが、今は西武の監督である。これは、サイン済みのものを後から入手したのではなく、たまたま私自身がその店に行っていて、渡辺選手から直接サインをもらったものである。こうした直接自分の目の前でもらうサインは嬉しいものであるが、その半面そのサインの真贋が客観的に証明できないという欠点がある。そうした問題を、この専門店では、カードの表面に本物であることを証明する印鑑を押すという工夫をしてクリアしている。なかなか良いアイデアであり、コレクターの心理を判った心遣いだと思う。もちろんその印鑑そのものを偽造してしまえば偽物が作成できることになり100%確かなものとはならないが、もともとサイン会でサインをもらうファンというのは、それを転売しようということではなく、自分がその真贋を判っていれば十分という側面が強い。それでもなにがしかの証明のようなものはあった方が有り難い、そうした心遣いがファンには嬉しいのだ。
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金正日の正体 重村智計

最近の金正日の重病説の流布を見計らったような絶妙なタイミングで刊行された本書の内容は、実に衝撃的である。その重病説も吹き飛んでしまうほど衝撃的である。金正日が日本の赤坂にたびたび来ていたといううわさは本当か、いつから影武者が登場するようになったのかといった話がどんどん飛び出してきて、消化不良を起こしそうになる。作者の分析は信憑性が高いように思えるが、それを全て受け入れる準備がこちらにはまだないような、そんな感じだ。作者の分析がどこまで正しいいのか、それが判る日も遠くないような気がするが、そのとき何が起こるのか怖いような気もする。(「金正日の正体」重村智計、講談社現代新書)
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