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ブライアン・ダウニング サイン MLB

1970年代初頭から90年代初頭までの約20年間、大リーグのシカゴ・ホワイト・ソックス、カリフォルニア・エンジェルスで活躍し続けたブライアン・ダウニングのサイン。通算の打率.260台、ホームラン275本と記録はそこそこだが、地道に20年間大リーグで活躍し続けた選手である。そもそも中学や高校時代は野球をやっておらず、アマチュア野球で活躍しているのをスカウトに見出されたという変り種だが、大リーグ・デビューの1年目、2年目に悲惨な数字に終わったこともあり、この選手が20年間も大リーグで活躍し続けるとは当時の誰も思わなかったという。そうしたなかでしぶとく現役であり続けた秘密は、彼のひたむきな努力だったそうだ。成績があまり振るわないなか、めげずにウェイトトレーニング等を熱心に続け、1978年に突然打撃が開花、以後年間ホームラン20本以上という中軸選手に成長した。また、キャッチャーでポジションがとれなくなると、必死で練習して外野手に転向したという。まさに「努力の人」だ。サインも丁寧で、サインをするスペースにきちんと収めようとしているのが、彼の真面目な性格を表している。
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