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2019年ベスト10

2019年は読んだ本が155冊と前年に比べて大幅に減少、2011年以降の最低となった。減少した大きな原因は、落語や演劇に行く日が多かったこと、夜寝る前に読書することあまりなくなってしまったことなどだ。本を読みたいという気持ちはあるのだが、時間配分の考え方が以前と少し変わってきてしまったのかもしれない。読んだ本が少なくなったのに、読みたい本の数は変わらないので、部屋には読んでいない本であふれてしまい、ネット本屋のお気に入りリストも200冊近く溜まってしまって収拾がつかなくなっている。今年は何とかもっと読む時間を捻出したいと思う。さて、2019年のベスト10は以下の通り。
①三体 劉慈欣
とにかく突拍子も無い話でビックリ。
②言葉尻とらえ隊 能町みね子
2019年は著者の本を9冊も読んだが、どれも面白かった。本書はその中で最も著者らしい内容。
③70歳死亡法案可決
同じく2019年は著者の本を8冊読んだ。どれも現代日本の問題を浮き彫りにする内容。
④ノースライト 横山秀夫
待ちに待った著者の新作を堪能。
⑤ひと 小野寺史宜
著者の本はどれもこれぞ小説という感じ。今年も著者の本をもっと読みたい。
⑥カササギ殺人事件 アンソニーホロヴィッツ
久し振りに面白い海外ミステリーを読んだ気がして、海外ミステリーをもっと読んでみようというきっかけになった一冊。
⑦枕元の本棚 津村記久子
書評本だが、紹介される本がとにかく全部面白そう。読みたい本のリストが一気に増えた。
⑧ベルリンは晴れているか 深緑野分
国内ミステリーでここまで濃厚な話に出会ったのは久し振り。
⑨乗客ナンバー23の消失 セバスチャンフィツェック
大型客船の旅が心底怖くなった。
⑩横浜1963 伊東潤
地元本だが知らなかったことばかりで面白かった。

その他、白河三兎「ふたえ」、木内一裕「嘘ですけど、なにか」も忘れがたい作品だった。
ここまで書いてきて、2019年はノンフィクションが②と⑦の2冊だけということに気づいた。面白いノンフィクションも色々あったが、これぞというものには出会わなかった気がする。今年はノンフィクションもたくさん読みたい。

2010年132,2011年189,2012年209,2013年198,2014年205,2015年177,2016年218,2017年225、2018年211、2019年155

2018/12/31 カウント2248
(参考) 観劇など カウント 92
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