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いい感じの石ころを拾いに 宮田珠己

文字通り、海岸や川岸に「いい感じだな」と思う石ころを拾いにいくという著者のエッセイ。石ころの成分とか学問的価値、市場価値などとは全く違う価値観で、とにかく自分の感性で良いと思った石を集めるという潔さが楽しい。こうした趣味はそれなりに同好の士がいるようで、拾った石を自分で眺めるだけでなく、仲間同士で拾った石を観賞し合うのも楽しみのひとつとのこと。簡単に始められるし、石そのものにかけるお金は不要だし、拾いに行くついでに旅行もできるし、ついでにその場所の美味しいものを食べてくることもできるしで、なんだか理想のヒマつぶしのような気がする。現在断捨離中の身ながら、自分も集めてみようかなとつい思ってしまった。(「いい感じの石ころを拾いに」 宮田珠己、中公文庫)
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