goo

マカロンはマカロン 近藤史恵

フレンチを出すビストロの若いギャルソンが語り手でその店のシェフが探偵という設定のシリーズ第3作目。シェフが店を訪れた客のちょっとした言動の謎をフレンチの知識を駆使して解明、それによって若いギャルソンがフレンチの知識、接客における大切なことなどを学んでいくというとても分かりやすいお仕事ミステリーだ。あとがきを読むと、第4作目となる続編はコロナ禍で休業を余儀なくされたビストロが舞台になるとのこと。まだコロナ禍以降の日常生活の変化を取り入れた小説は読んだことがないし、それをどう著者が料理してくれるのか楽しみだ。(「マカロンはマカロン」 近藤史恵、文春文庫)
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« コロナ後の世... 万能鑑定士Qの... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。