去年の桜と今年の桜、一年経てば、桜は変わらなくても政治状況は変わってきたような感じがする。威勢の良かった西の王様は従軍慰安婦発言以来やること為すことが全部空回りしている。尖閣に火をつけて知らん顔の東の殿様は隠居してみたものの、後継ぎがお決まりの金券にまみれてお家断絶。ここにきて、アメリカから失望された三代目首相一人が、周りに鈍感なのか、妙に元気がある。地方の乱暴な王様や殿様が、何かの間違いで権力の頂点に着くことを恐れていたのだが、もっと怖いことは、この三代目政治家が実は戦前DNA型人間なのだということだ。彼の観念は、結局、戦争を知らない「想像の靖国」でしかないから余計に危なっかしい感じがする。極東に位置する日本という小さな国がこのさき“散る桜”の國にならないことを願う。
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