元首相は憲法の「前文」を、たしか「みっともない」と云ったとか。私は「前文」の後半の「諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した」の一節が国家としての情けない状況を言ったと解していた。
多分高校生程度でも、世界情勢や国連の無力さ見れば、危うい国家主権の在り方だと思う。
だが、である。その一つの疑問の提議は認めるが、「前文」の第一行の「日本国民は正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、・・・」があるが、貴方を含め、そのお仲間たちは、果たして「正当に選挙された代議士かどうか?」が今問われているのではないか。
よもや、ある種の宗教団体との助力や結託の上の選挙で選ばれた訳ではないでしょうね。
八年間以上、自国の憲法をあからさまに否定する首長を支持し続けた「仮面の国民性」にこそ問題があるのは言うまでもない。
もう一度言うが、あなた方は「正当に選挙された議員なのか」を自らの政治家の自負と信義を持って国民に説明していく義務、責任があるのではないのか。
そのことすら、解らない、判ろうとしない、逃れようとしている政治家が当節あまりにも多い。
今思い出すのは、美濃部亮吉の「対話の政治」である。
今、徐々に、世田谷区で、明石市で、杉並区で、市民という主権が声を上げてきている。此処に、この国の新たな政治が生まれ、地方からの政治が中央の政治を変えた時に「戦前」と「戦後」が終わるのではないか、と思う。
近頃は雑草のグローバル化。
芒、背高泡立草、西播もろこし、台湾葛、等々・・・。
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