玄冬時代

日常の中で思いつくことを気の向くままに書いてみました。

裁判所は秘密の官庁 ー「法の番人」㈦ ー

2025-01-17 09:29:59 | 

この本の著者鮎川潤は「裁判所は国家の三権力のうち最も厚い秘密のベールに包まれている」と言う。

国民主権の時代になって約80年だが、官公庁の方針は何も変わっていない。今も論語の「由らしむべし、知らしむべからず」が生きている。

裁判所は自らの誤りのない存在として提示しようとし、間違いを指摘されることを極端に嫌いこれを避けようとする。そのために秘密主義となる、とも言う。

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国民主権を守るべき憲法の番人が自らの地位を保持するために、所謂官僚主義で個人の人権を侵していく。これが此の圀の司法の実態ではないかと感じている。

袴田事件ばかりでなく、他にも冤罪事件があるのではないだろうか。和歌山カレー事件には物証がないらしい、…。

果たして、死刑という極刑を科す能力と資格が、此の圀の検察官や裁判官にあるのだろうか、…。

 

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久しぶりのブログ

2025-01-16 09:30:00 | 日記

2022年8月まで「辺見庸のブログ」を見ていた。その後、何故だか見なくなった。

ウクライナ戦争も変わらないし、コロナも明けたからかも知れない。

久しぶりに見たら、去年の12月に同行二人のワンちゃんが死んでいた。15年11カ月生きていたとか。死ぬエネルギーが無いから苦しんだか、と辺見は心を痛めた。

死ぬにもエネルギーがいる。その逆もエネルギーがいる。どうせ一人で老後を生きる。死の直前までしっかりと生きることを目標としたい。

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デマと流言

2025-01-15 11:07:02 | つぶやき

兵庫騒動のSNSに現れた言説はすぐにデマ(「事実と反する煽動的な宣伝」広辞苑)と感じた。

長く生きた者から見れば、あれは、単に、禁じ手の政治的なデマゴギーだ。

あの告発文書は全部ウソではない。だから知事は嘘八百と全否定した。この時点で公開パワハラだ。結果彼は自ら人格を証明した。

ネットに現れた中居騒動の暗い童話は、もし事実ならばお金で償えないだろう。こちらは被害者のために流言(「根拠のない噂」広辞苑)であって欲しい、…。

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政治と芸能に通底

2025-01-14 10:29:53 | つぶやき

兵庫騒動、中居騒動、一見すれば政治と芸能、全く異なる業界だが、ある事に通底するモノがある。

兵庫騒動は人間の死が下世話のデマ騒ぎの中でその重みが消えて行った。

中居騒動は人の心や体の痛みに人々は共感しなくなったような、…。

とくにジャニーズ問題は実はNHKや民放が共犯的位置にありながら、業界全体で沈黙してきた。

人の死や心傷がウクライナやガザの日常化した惨劇の中で、人々の「悪」に対する嫌悪感が鈍磨していく。だからといって、日常の中の異常性を見逃す訳にはいかない。

 

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テレビのない生活

2025-01-13 09:49:08 | 報道

日常生活で普通にテレビの音声を流していたが、近頃は単に雑音であり、よく視れば人々の常識や能力をバカにした報道や番組ばかり。今や害悪を流すメディアとなっている。

驚くような示談金は単に金が余っていたのか?又は、その行為の犯罪性が如何に深刻であったのか?のどちらかであろう。

企業として社員を守らないフジテレビは、国の特許(放送免許)を受けながら世間に流れる事柄に対応しない。同業他社も協調か同類か、ダンマリを決め込む。

これらのマスコミ企業は戦争の協力者又は加担者であった。その汚名を隠蔽し、今や一流企業であるが、実体は社員の人権すら守らない四流企業なのか。テレビとは何なのか、…。

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