青谷梅林

2015-03-10 00:47:00 | その他旅行き
日曜日、今シーズン2回目の観梅へと出掛けた。
今回は青谷梅林。
京都府は城陽市にある。
観光用に作られた梅林ではなく農業用の梅林を花の季節、観光客に解放しているところだ。
それ故に梅の木に品種名の表示も無く、均等に間隔を空けて植えられた梅の木の、花の美しさを純粋に愛で歩くところだった。
開花状況は平均すれば2~3分咲きというところか。
街中の梅ならもう見頃になりつつあるのに、山の中ではまだまだこれからだ。
それなのにお客さんはたくさん訪れていた。



10時半頃に着いた梅まつり会場は早くも食事を始めた観梅客がたくさん。
私も朝が早かったのでお腹が空き、早い昼食を食べることにした。
おおきなテントが張られ、地元の方がうどんやおでん、おこわにおもちなんて食べものと、梅干しや梅肉とかのお土産を売っていた。
やはりここは梅干し入りうどんだろう。
それとおでんをいただいた。
当日は晴れて暖かくなるとの予報だったが、曇り空で日差しはいっとき感じられただけ。
少し肌寒い。
それだけに温かい食べものが美味しかった。
外で食べるのも久しぶり。



食後、写真を撮って回り、お昼頃会場に戻るとさらに人が増え、テントのお店前には長い行列ができ、レジャーシートを敷いて食事する人の面積が何倍にも拡大していてびっくり。
こんなに人の来るところなの?
失礼ながら見損なっておりました。
ここにこれだけ人が来るのはこの時期だけなんだろう。
梅まつり会場以外でも、駅からの道の途中にポツリポツリとある家族経営らしいお店でも客に声を掛け、道横のスペースに小さく店をだしていたりした。
商魂逞しく売り上げを伸ばしているようだった。



梅林はやたら広く、梅林の道の左右には竹林が現れたり、畠があったり、農作業用の小屋があったりと、梅以外のものに目を奪われる。
梅の花の香りに混じり、ネギの香りが漂っていたりする。
梅の実が収穫し易いようにだろう、ほとんどの木が横方向に枝を伸ばすよう剪定されていた。
古木が多く、枝に苔が住み、異様にねじれていた。
なかなか面白かった。