あちらを立てればこちらが立たず

2015-03-01 23:03:27 | お酒
少し前、夕食後のせんべいが美味くて仕方ないという記事を書いた。
人間ドックの成績で悪いのが血液検査から分かる肝機能と血糖値。
毎晩の酒と夕食後のアテの食べ過ぎが影響しているのは明らかだ。
酒はやめられない が、食べ過ぎはやめたい。
それでせんべいを食べる量を減らそうと惣菜を一品増やし、時間をかけて食べるようにしてみた。
一品増やしているから食べる量は変わらない様に思うが、和食系の惣菜ならせんべいよりカロリーは低い。
チビチビ食べてガブガブ飲んで、せんべいに辿り着く前に酔いつぶれてしまえ作戦である。
もし惣菜を食べ終えても酔いつぶれていなければ、大袋の徳用せんべいはやめ、柿の種などの小袋に抑えた。

確かに食べる総量は減り、翌朝の胃の痛みや重さは解消。
それは良かったが、日々徐々に酒量が増え、飲んでも飲んでもなかなかつぶれないように…。
酒豪と呼ばれる方にはとても及ばないが、自身のこれまでの酒量と比較してこんなに飲めるのか?と驚くほどになった。
今度は反対に酒の影響の方が気になり、こんなに飲んでたら肝臓がやられてしまうと心配になってきた。
鏡を見ると赤ら顔になってきたような気もする。
これはいかん。

で、背に腹は代えられず考えた。
一週間に休肝日を二日設けて、その日は酒を飲めない分せんべいをたらふく食べてよしとする。
残りのお酒飲む日はお酒を楽しむからせんべいは我慢。
これで血糖値オーバーしてすい臓を酷使する日と、アルコール分解に肝臓を酷使する日を分けれるから、少しは内臓に優しいのでは。
意思が弱いのでこんな解決策(になってるのか?)しかとれない。

やってみた。
月曜火曜と惣菜をお弁当系にして、食後せんべいバリバリを許可。
これまで酒を数日飲まなかった事が何回かあるが、その直後はアルコールに弱くなり、少し飲んだだけでクラクラしたものだ。
今回も酒量が減るのを期待。
確かに水曜日は早くに酔ったように思う。
木曜日、酒量が少し戻りそれでも飲み過ぎとは思わぬ酒量で飲み終えた。
ふむふむ、よさそうだ。

ところが金曜日の朝、予想していなかった事態が。
結構ひどい二日酔いになったのだ。
一度休んでしまうと年とった肝臓はアルコール分解処理能力をガックリと落としてしまうらしい。
私の自慢?は気持ち良く飲める量ならどんなに飲んでも翌日二日酔いにならない事だった。
だからお酒を楽しめた。
木曜日の夜に飲んだ程度の量で二日酔いになってもらっては困る。
金曜日の晩は飲む量をセーブせざるを得なかった。
つまらんなあ。
しかもその不満分、せんべいに手が出た。
酒量は減らせるが糖分はもとのままではなあ。

土曜日の晩は酒量を元に戻しても日曜日の朝は大丈夫だった。
ホッとした。
まあ朝遅くまで寝てたからかもしれないが。
今のところこの方策しか考えられないので酒量は徐々に戻すようにして、今週もう一度このサイクルを試してみようと思う。